ひつじ書房

2017年12月3日(日) ブログ
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今朝、出勤して来てくれたMさんが
「前に先生に連れて行ってもらった岡本の絵本屋さん、今日で閉店ですね、新聞に載っていました」
と…。
 
「えっ!えっ!えっ!」
 
神戸は岡本の、というよりJR摂津本山駅近くにある児童書専門店の[ひつじ書房]が…⁉️
 
平山二三代さんという元、図書館司書の老婦人が独りでやっておられたお店ですもの、いつかはこんな日が来るかも、とは思っていましたが、本当に寂しく感無量です😢😭
 
もう何十年も前、新婚生活をスタートしたこの街は 偶然にも好きなものいっぱい、パン屋さん、ケーキ屋さん、ブティック、雑貨屋さん…そしてピカ一、唯一無二の存在だった[ひつじ書房]
 
今までに何度訪れ、何人の人をお連れしたでしょう。
 
あれは何の木で出来ているのでしょうか?
たぶん特注の素敵な本棚、褪せてきた色が又なんとも言えない棚に平山さんが厳選した、子ども達に読ませたい絵本や児童書だけがゆったりと並べてあり…。
 
ゆう風舎が毎年力を入れている「しかけ絵本」なぞは平山さんのところではアウト(^^;;
じっくり読ませたい本だけ、というこだわりでした(^^;;
 
なので比較的クラシックなものが多く、なんだかホッとする品揃え。
 
新婚時代に此処で知り、買い求めて夢中になった[○○屋のくまさん]シリーズや[ぼくのおさるさん、どこ?]は今でも宝物です。
 
86歳になられたのですか。
もちろんお元気ではおられるのですが、同じ温度、同じ意思で継がれる方はおられなかったのですね。
 
45年の幕を今日下されたそうです。