あみあみモンスター
大阪は難波に本店がある、世界の毛糸を揃える[マスザキヤ]さん。
阪急梅田三番街にも 本当に昔からあって、「編み物大好き娘」だった頃、どんなに憧れて買いに行っていたでしょうか。
見慣れた日本製の毛糸ではなく、とんでもなくキレイな色やとんでもなく変わった種類の毛糸が、高い棚いっぱいにギッシリ…。
(ヒャあァぁァ〜❣️)
と、声を出さないように眺めてはどんなセーターを編もうか?どの毛糸にしようか?と選んでいたものです。
そんな時、
(これは何にする、って思いつかないなあ)
と、思いながら、でも出逢ってしまった因縁で1束買って帰り…何十年も行李の中で眠っていた太い太いうどんのような毛糸が、ほんのちょっとだけど、Okさんの作品に役に立ちそうで
(うれしいなあ)
と、思っていた矢先、絵本図書館で見慣れない絵本をみつけました。
[シラユキさんとあみあみモンスター]
アンネマリー・ファン・ハーリンゲンさんというオランダの絵本作家が描いた本です。
2015年の オランダ銀の絵筆賞、BIB世界絵本原画展金牌を受賞されたそうですよ。
シラユキさんというのはあみもの大好きな白ヤギさんです。
他愛ない話ですが、順を追ってページをめくると変化していく展開、小さな子どもがワクワクする絵本が、毛糸と編み物というモチーフで表されているのがユニーク❣️
それにしてもさすが。
はじめ意地悪だった人、じゃなくって羊さんとも最後には仲良く和解。
人の世もそうあってほしいケド…