人体作り

2018年2月15日(木) ブログ
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毎年、細やかな細工、豊富な種類の布を使った小さなドレスやバッグ、小物が目を楽しませてくれるドールハウスが評判のTさん。
 
[雑貨屋さん]、[バッグ屋さん]、[子供服屋さん]、[カフェ]と続いて 今年はズバリ、[ウェディングドレスショップ]に挑戦。
 
正直、板材を使った店舗作りや得意のドレス作りはバッチリなのですが、四苦八苦しておられるのは人物作りです。
 
トルソーに飾った各種のドレスやハンガーにかかったドレスは彼女ならきっと見事に作ることは予想されますが、だからこそ、もう一段階上を目指してほしかったので、やっぱりその空間に小さなドラマを創ってほしかったのです。
 
それで、「トルソー」ではない、花嫁さんとお店のデザイナー兼縫い子さんをぜひ!とアドバイスしてしまいました。
 
針金と麻紐で土台を作り、人体の関節や筋肉の位置や量を考えながら粘土をつけていく…
 
ぐるりと360度から 見ていく…
それでいて生身の人間とは違う、スラリとした人形体型を作っていく…
 
各種、「クレイドール」の教室が開かれているくらい結構、長年の習熟が要ることですが、もちろんそんな時間はありません。
 
でも、去年のレース展で美しいバレリーナを作った彼女ですから、苦しみながらもきっと答えを出してくれると思います。
 
あと2ヶ月余り…(^^;;