アンとアンディ
(ワぁ!)まだ図書館に並べられる前、絵本の控え室?できれいな色の絵本をみつけて、心がパッと明るくなりました。
[Raggedy Ann&Andy]
小学生の頃は 家の本棚を席巻していた父の蔵書、例えば[太閤記]とか[宮本武蔵]とかの墨で描かれた人物の挿絵になぜか惹かれていた私が、いわゆる欧米のユーモラスで色彩豊かなキャラクターに出逢ってカルチャーショックを受けたのは高校生時代でした。
スヌーピーの[ピーナッツ]シリーズしかり、ホリーホビーさんのイラストもアングランドさんの絵も。
そして河原町通りの、何て言うお店だったかな?
雑貨を売る店にあった「アン」や「アンディ」のイラストのついたビニール傘やビニールバックを 私はどれだけ欲しかったでしょう(^^;;
女子高校生ってへんなものに憧れを持つものなのですね。
当時もお店に飾られていた、なんだかまつ毛が目の下っ側にあって髪の毛が赤茶色の毛糸、赤いギンガムチェックのシャツを着たこの人形がいかにもアメリカらしくて
(欲しい!)
と、思ったものです。
でも、アンティークだったのか?輸入品だからか?とても高くて買えませんでした。
今はもうこの人形は欲しくありません(^^;;が、ちなみに拙作[わたしのもなおしてね]でこの人形をカメオ出演させています😅(ストーリーキルト①P29)
やっぱり嫌いじゃないみたい(^^;;
ところが本当の絵本の方は今見てもなかなか素敵です。
ジョニー・グルエルさんという方(写真)が生みの親なのですね。
アンとアンディはファニーな顔ですが、持ち主の女の子はクラシックな童女に描かれていますし、景色等もハーフトーンで丹念に描かれています。
何より、グルエルさんが元になる物語を作って楽しませていた愛娘のマルセラちゃんは13歳で亡くなってしまったなんて…
何十年も経ってふいに現れた[アンとアンディ]。
意外な一面あり、ですが、どうもどの本も英語で…😰