川田さん

2018年3月17日(土) ブログ
attachment00_1408.jpg

今朝開いたFacebookに 誰かが
「昨日3.16の参議院予算委員会での立憲民主党川田龍平氏の最後の2分間が素晴らしかった」
と投稿しておられたので早速観てみました。
 
川田さんは薬害エイズ被害者として議員になられた方。
川田さんにしか言えない言葉で今回の文書改竄についての政府の対応について語っておられました。
 
23年前。
もちろん今のようにスマホもYouTubeもなかったとは言え、私はほとんど真剣に考えることもなく ニュースを流し聞きしていたのだなあ、と…。
 
それと先日、溜まってきて置く場所に困ってきた雑誌[FUDGE]、少しずつでも処分しようと
(残しときたいとこ、ないよね)
と、パラパラとめくっていた時、巻末の映画紹介ページに載っていた男性の暗い表情の写真が気になってその題名だけ覚えていたのです。
 
[サウルの息子]
 
2016年のカンヌ映画祭グランプリ受賞作品。
アカデミー賞の外国映画賞も取ったのかな?
 
ハンガリーの監督が撮ったハンガリー映画です。
 
町山さんの映画解説があったので早速聴いてみたのですが…。
 
正直、打ちのめされました。
今日で2日経ちましたがずっと心から離れません。
 
正直、アベさんもアソウさんも、トランプさんも、キムさんもプーチンさんも皆ぶっ飛んでしまいました。
 
ユダヤ人の虐殺について描かれたそれまでの映画に不満だった監督が観る者をアウシュビッツ・ビルケナウ収容所の真っ只中へ連れていくべく、撮った映画だそうです。
 
サウルとはゾンダー・コマンドの一人の男性。
 
もし、聴いてみよう、と思われる方は検索して下さい。
 
日本でも封切られた映画みたいですが、観られた方は本当に立派だと思います。
聴くだけでこんなに憂鬱になるのですから私にはとても観る勇気はありません。