線描
昔、梅田阪急百貨店でジル・バークレムさんの[野ばらの村のものがたり](ブランベリー・ヘッジ)の原画展を観に行ったことがあります。
ご存知、この野ネズミさん達の暮らしを描いた名作絵本はとても小さな絵本シリーズです。
そしてビックリ‼️
原画もやっぱりそのくらい小さかったのです。
1ページに1ヶ月、でしたっけ。
とてもとても緻密で丁寧で美しい絵が細かく細かく描かれていて感動でした。
ボローニャ絵本展の原画も確かに実物大って感じですよね。
写真に撮って印刷するのでしょうから 大きさはどうにでもなるのでは?と思うのですが、それはやっぱり実物の質感、味わいというものを忠実に再現するためにはあまり大きさを変えない方がいいのかも?しれません。
さて、私の[ハイジ]は布によるアップリケが主ですから絵本本体よりは少し大きく作らせてもらっています。
実物と絵本の比は前作[わたしは仕立て屋さん]と同じです。
せっかく布と糸、ビーズやボタンetc.で作るので場面に合わせ、いろんな事をしたいな、と思いました。
こんな風にアップリケをせず、黒糸だけのシンプル刺繍で「線描」風に表す部分もあり、です。