おばさん
少しは現場を知っている者としては、この時期の先生方の困惑を思うと頭が痛くなりそうで…
スミマセン、現実逃避のお話です。
(でも、正直、こうなっては子供たちもどうかゲームなどに明け暮れず、読書を、読書を。
いろんな時代、いろんな国へ行けますよ)
さて、本でも 映画でも 私の絵本でも、まず登場するのはもちろん主役の「ハイジ」。
そして「デーテおばさん」です。
デーテはハイジのお母さん、「アーデルハイト」の妹です。
アーデルハイトはアルムのおじいさんの一人息子のトビアスと恋をし、結婚してハイジを授かるのですが、大工さんをしていたトビアスが不幸にも仕事上の事故で死んでしまい、元々病弱だったアーデルハイトも 後を追うように亡くなってしまうのです。
ハイジはまだ1歳でした。
それでデーテとそのお母さんがハイジをひきとって育てていました。
でもそのお母さんも亡くなり、仕事をしないといけないデーテはとうとう、偏屈で通っているアルムの山のおじいさんに ハイジを預けに行く、というところから物語は始まるのです。
本によってはデーテは大柄なしっかりした身体つきの若い女性、と書いてあります。
ずいぶん、お姉さんのアーデルハイトとは違いますね。
若い娘さんにしては行動力もあり、自分の言いたい事もガンガン言える人のようです。
マイエンフェルトという町の近くのラガーツ温泉というところで働いていたデーテですが、なんと、お客さんの一人、隣の国ドイツはフランクフルトの裕福なおうちから
「うちで働いてほしい」
と請われるのです。
もちろんデーテにとっては願ってもない話。
そこで 少しは胸の呵責を覚えながらも幼いハイジ(5歳になっていました)を山へ連れて行くのです。
なんとなく、(ちょっと薄情?)っぽく思っていたデーテですが、こう知るとなかなか気働きも動きも優れた娘さんだったのですね😅
私のキルトではちょっとお洒落をしてる感じにしました😊