レベッカさんの新作
描画材料は何だろう?
サインペン、色鉛筆、水彩絵の具?…
誰でもが、すぐに手にとってヒョイひょいひょいと描けるような描き方で。
でも、線も色もメチャ可愛い。
特別にかわいい。
私が初めてレベッカ・コップさんの絵本を知ったのは[Lunchtime](邦題ごはんのじかん)
この本は文も絵も彼女自身ですが、イラストレーターとしていろいろな作家ともコラボしておられます。
でも再び文も彼女の作品[おかあさん どこへいったの?]は可愛いだけの絵本ではありません。
この世で一番悲しい事の一つ、「お母さんの死」を描いている絵本です。
残されたお父さんとお姉ちゃんとぼくで少しずつ再生してゆく話。
一見楽しく可愛く見えるあの描画で 丁寧に、優しく「ぼくの時」を進めて行きます。
素晴らしい作家さんが又一人…
そして今日の朝刊の下段広告に見つけました。
「ニコラ・ディビス作 レベッカ・コップ絵 長友恵子訳 『せんそうがやってきた日』」
どんなふうに展開していくのでしょう、表紙にはやっぱり可愛い子どもの絵。
こういう可愛さ満点の絵で大切な事を子ども達に伝えていく…希望ですね。