クリスマス絵本

2009年12月14日(月) ブログ
200912141550000.jpg

今週からグッと冷え込むそうです。
確かに今日は昨日までよりずっと寒くなりました。
そんな寒い中も 絵本を観に来て下さったお客様、ありがとうございますm(__)m

クリスマスをテーマにした絵本も 毎年どんどん増えて、うちの図書館にも 売り物も含めれば150冊以上はあると思います。
クリスマスの辞典のような物もあるし、とびきりロマンチックな物、サンタさんは出てこない物、それに人気作家もそれぞれ美しい絵本を出しています。
でも…!
私にとってのクリスマス絵本といえば、今も昔もこれなのです。
レイモンド・ブリッグスさんの[さむがりやのサンタ]
うちにやってきたクリスマス絵本の第一号です。
当時はそんなにいろいろなかったし…。
白いひげ、大きなお腹の、昔からイメージしていた通りのサンタさんの、クリスマス・イブの忙しい1日が コマ送りで詳しく詳しく描いてあります。
サンタさんはイギリス調のレンガ造りの家にトナカイと犬と猫と住んでいて。
朝一番にお湯を沸かしてから動物達に朝ご飯。
それからおもむろに熱い紅茶を一杯。
ラジオの天気予報を聞きながら。
それから、服を着替えて ベーコンエッグとパンとマーマレード、そして又紅茶でブレック・ファースト。
(早く夏にならんかねえ)なんて森繁さんのようにつぶやきながら。
そしてサンドイッチとコーヒーのお弁当を用意して…。
これから世界中を飛び回って 子供達にプレゼントを配りに行く大変な日でも、いつもと一緒。何事も丁寧に。
(サンタさんはホントにいて、あんなふうに暮らしているんだ!)
と、心楽しくなる、本当に大好きな一冊です。
続編は 寒いのが嫌いなサンタさんが憧れのパリやラスベガスへ旅行に行く、これまた傑作の[サンタの楽しいなつやすみ]というのもあります。