ひとりさん
遅ればせながら私もネットフリックスに入りました。
まだ[新聞記者]と[遊郭編]と[アンという名の少女]しか観ていなかったのですが ネット界隈であまりにも絶賛されているので[浅草キッド]という映画を観ました。
正直 昔から私は「ビートたけしさん」にシンパシーを感じてなかったですし、この手の映画にもあまり興味がなかったのですが あまりに評判だったし、そしてやっぱり話題作を家で手軽に観られるので…と試しに観たのですが・・・
なるほどなかなか良い映画でした。
まず、役者陣が凄い❣
聞いていたように柳楽優弥さんは ただ立ってるだけ、座っているだけでまさに北野たけし氏そのもの‼
師匠役の大泉洋さんも何とも言えない好演。
私はそれとお久しぶりの鈴木保奈美さんがきれいで普通っぽくて儚くって、良かったなあー。
そして柳楽さんと大泉さんの、(どんだけ練習したん?)というぐらいのタップダンス!素晴らしかったです。
そして昭和の浅草の建物、ドアの汚れから、トイレから、何から何までリアルに表現してあって・・
それにしてもあれだけ俳優さんの演技を引き出し、「絵」としても見事に表現した劇団ひとりさんにびっくりしました。
最近はあまりドラマやバラエティに疎い私は、劇団ひとりさんと言えば 変わった名前の、優しい目をしたタレントさんとしか知らなかったもので・・。
なんだか山田洋二監督を彷彿とさせるような気がしました。