駒子さんのうさぎ
寒い時期のこんな山あいの絵本図書館はちょっと辛く…
天気予報の、「より悪い方にシフトした」言葉にヒヤヒヤ、やっぱりお客様は少なくなります。
でも、今日も相生の牡蠣を求めてはるばる西脇市からいらっしゃった方や、いつもの読書好きの可愛い姉弟とかも観に来て下さいましたよ。
クリスマスの時みたいにいーっぱい、ではありませんが、レアな絵本が並んでいます。
テーマは「2023年はどんな年?」
今年、予定されている事柄に関した絵本や今年生誕100年を迎える作家さんの本や…
そしてもちろん、今年の干支、うさぎさんの本もいっぱい。
去年、県立美術館へ個展を観に行った、皆んなの大好きな酒井駒子さんのうさぎさんも…
ロンドン生まれのビアンコさんの原作なので、外国の作家も絵本を出しておられる[ビロードのうさぎ]も 私は駒子さんのが一番好きです。
キャンバスをまず黒い絵の具で塗り、その上に色を入れていく独特の絵は なんて言うか、重量感と哀愁と、駒子さんの描く可愛い子どもとの融合がなんとも言えません。
でも もう一つのうさぎさんの絵本[ぼく おかあさんのこと…]は駒子さんの中ではとっても明るいタッチの絵です。
ふくれっつらのうさぎがとにかく可愛い❤️