窓のドラゴン
いよいよ来週の金曜日から始まる[リネン&レース展]、皆さんの作品と共に 会場を飾る切り絵もいろいろ出来つつありますよ。
[も・の・が・た・り]というテーマのもと、これはミヒャエル・エンデ作の[ネバーエンディングストーリー]の一場面です。
若い頃、私はこの映画が好きで好きで…
ウォルフガング・ペーターゼンというドイツの監督が撮ったファンタジーは今まで観たハリウッド映画とは又違った映像で夢中になりました。
主人公は2人、お母さんを亡くしての哀しみや寂しさから立ち直れない少年バスティアンと、バスティアンが本屋のおじいさんから
「この本は読んではダメダメ、とっても危険だから…」
と謎めいたことを言われ、思わずおじいさんの目を盗んで持ち帰り、学校の屋根裏で読み進める「物語」の中の主人公の少年、アトレーユ。
これは冒険の旅に出たアトレーユが「悲しみの沼」に捕まり、今にも沈みそうな時にサーー!っと現れた幸せのドラゴン、ファルコンに救われる場面です。
ただ、こんな風に飾っても、毎日毎日この窓に「コンコン!コンコン!」とつつきに来る鳥さんには何も効き目が無いようですが…