レジェンド??
観に来て下さった方の多くは多分気がつかれてないかも?しれませんが ゆう風舎の[リネン&レース展]には毎回、テーマがあります。
去年は[初夏のお出かけ]、おととしは[おもてなし]です。
日々の暮らしを素敵にする作品に加え、絵本を核とするゆう風舎としては、それにちなんだ、たとえば[おもてなし]には[不思議の国のアリス]のお茶会風景、[おでかけ]には夜空へ窓から飛び出していくウェンディーのネグリジェを作って[ピーターパン]と、(かなりこじつけ^ロ^;)いうふうに毎回隠れた演出があるのですよ。
さて、今年…。
数ヶ月前から考え苦しんでいた連れ合いが、ようやく出した言葉は[レジェンド]
(えー!レジェンド??、なんだか誰かを思い出すけど。リネンとレースで??)
ところが、彼が読んでいたいろいろなレースの本を見ているとなんとなく解ってきました。
リネンもレースもヨーロッパでは古くから作られ、利用され…。
しかもレースのもとは布地に丁寧に施された刺繍のようです。
古いヨーロッパの男性用のコートの袖なんかにも、よく見るとまさしくレジェンド(伝説)っぽいものが刺繍されたりしています。
なんだかルーツに帰るようなテーマ。
でもなかなか難しく、参加してくれる皆にも伝えにくく…。
なので、それらはあくまで一応のテーマ、勿論今年も 新着のレース生地に触れて「ワンピース作ります!」とか「テーブルクロスにします!」という方もOK、ただ
(何か作りたいんだけどなんにしよう?)
という方には[古いお話]風をオススメ(^-^)
Nさんと話し合って決めたのはお馴染みスウェーデンの画家カール・ラーションさんの絵の女の子。
古い時代じゃないけど、家族でそんな扮装をして遊んでいる一場面です。
これをリネンとレースを使って作ります。
今日は手に持っているフラワーリースをあーでもない、こーでもない、と作っていました。
楽しみです。