I CAN FLY
アイデアが決まり、具体的な制作にかかる、そんな嬉しい楽しい瞬間までは とにかく苦しいです。
「スラスラ思い浮かぶ?」
とーんでもない!
何かヒントはないかな?蔵書やスクラップしてある絵ハガキやその他、(好きそうなもの)を 片っ端から見、眺め直す作業…。
そんな夕べ、苦しい顔が思わずニッコリになる絵本を開きました。
ルース・クラウス作の[I CAN FLY]
この絵を担当したのが 先日のブログで紹介した、メアリー・ブレアです。
「鳥は空を飛べる」「私も飛べるわ」
家の外で、家の中で彼女はみつけるもの、一緒にいるものに(なりきり遊び)をします。
ときには毛虫みたいに動いたり、やぎみたいに葉っぱを食べたり。
ネズミにだって、貝にだってなっちゃう!
そうやって毎日楽しんでいます。
今でもこんな子いたらいいなあ。
そうそう、私のいつものテーマも(こんな子いたらいいなあ)…。
1951年に初版されたこの本、内容もメアリーの可愛くて斬新な絵もぜーんぜん古くならない、それが素晴らしいです。
それにしてもメアリーさん、いかにも!って感じのアメリカ女性ですよね!