アレンジ

2011年6月4日(土) ブログ
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(あれ?どこかで見たような?)
(でも、なんだか違うような…)

ゆう風舎のキットを次々に買って下さるNさん。
決してそのままでは作られません。
長年、楽しんでアップリケ・キルトをしてこられたNさんには、確かな(ご自分に合ったアップリケの仕方)をお持ちなのです。

元々、私はホビーラホビーレのキットをしてみて、キルト綿と合わせた土台布にアップリケや刺繍をすると
(あ〜なるほど)
と、とてもしやすかったので、以来そうしているのですがNさんは違います。
シーチング等の土台布にまずはアップリケ、ししゅう。
ビーズがあればビーズ付けも…。
そして、すべてをつなぎあわせたトップの下にキルト綿をしき(裏布もだったっけ?)、落としキルトやその他いろいろなキルト線を描いてキルトしていかれるという方法です。
私のやり方より、ずいぶん手間暇がかかる方法だと思います。
私より少し年上のNさん、やっぱりこの方法が一番お好きなのです。
そして
「部屋の壁に飾りたいから」
と全体の大きさを考え、賑やかな街の風景がお気に入りとすると、一つ一つのお店はうんと小さく…。
それで、ご覧の写真のように可愛い、ミニチュアキルトみたいなパーツが(^O^)
しかも、所々、Nさん独自の工夫があって…。
「ワー!かわい〜!」
と、思わず周囲の人に見せに回りました。

キットの見本の通りにされてないと嫌じゃないかって?
とーんでもない!
私のキットを楽しんで、自分なりのアレンジをされるなんて素晴らしいと思います。
工作の時間の子ども達の目の輝きを思い出します。

さて、大阪は阿倍野にお住まいのNさん。
ゆう風舎の作品展だけでなく、大丸のワンディ・レッスンにも必ずかけつけて下さいます。
でも課題の作品は
「又、家でゆっくりやります」
と、今制作中のアップリケを持参、相談をもちかけて下さいます。

てきぱき、ユニーク、個性を持った、とっても素敵な先輩です(^-^)