シニア向けマンション
(こんな風に老いていければ)
という身近な先輩がおられると、なんだか心強い。
[終の住みか]に関しては、子供がおられようと、おられなかろうと、独身であろうとなかろうと、きっと私くらいの年代になると気になる事柄だと思います。
いつか独りになったとしたら…。
去年12月、住み慣れた、京都中京区の住まいを離れ、山科にあるシニア向けマンションに居を移した、と聞いてから…やっと、夏休みの今日、訪ねてきました。
母の女学校時代からの親友Mさん宅です。
京都地下鉄の[椥辻]駅?
運悪く、姫路までの駅で人身事故発生。
予定していた電車には乗れず、乗った電車も遅れて、遅れて。
京都駅から地下鉄では[四条]くらいしか行ったことのない私。
(東西線というのもできているのかあ…)
[烏丸御池]で乗り換えて、その東西線で[六地蔵行き]に。
朝、8時半に出て、12時40分にやっとマンションに着きました。
「海外へ行く気にはもうならない」
だけのMさんは、昔と変わらずバリバリのキレのいいしゃべり。
髪型も洒落たパンツの普段着姿も期待を裏切りません。
そして、初めて入ったシニア向けマンション。
想像にたがわず、素晴らしいものでした。
電子ロックの入り口を入ると、ホテルのようにレセプションがあって。
ホテル仕様の館内にはいろいろな人が働いていて…。
お掃除の人、レストランの人。
ランチはそのレストランでいただきましたが安価な値段では想像できない美味しさ。
勿論、入居者用だからです。
軽口の兄は
「今度、友達連れてくる」
なんて言ってましたが(>_<)
各部屋のバスの他に、温泉のような大きなお風呂も。
きれいな中庭があって、そこここにお茶できるテーブル…。
Mさんは凄いなあ。
私には夢の又夢だろうな。
でも、やっぱり、あんまり綺麗すぎて、整いすぎて寂しい気はしました。
草ぼうぼう、不便でお寺や神社の用事が多すぎ?の我が家が懐かしい気も?したり…。
とりあえず、今晩もあるお寺の用事のために、残念がってくれるMさんに見送られて早々に帰途に着きました。
帰りはバスで山科駅まで。
この方が近い!
又、行かせてもらいますから元気でいてね、Mさん!