刺繍のはなし
私達のしているキルトにはパッチワークやアップリケに しばしば刺繍も加えます。
以前、戸塚刺繍を習っておられた方なんかは とても見事な刺繍が加わり、作品によけい厚みが加わり素敵です。
私は習ったことはなく全くの我流ですが 小学校の家庭科で初めて覚えた頃から大好きでした。
この3日に実家の後片付けをしていた時に 母の使っていた籐椅子の上、かけてあったセーターの下に むかしむかし私が中学生の時に作った小さなクッションが出てきました。
横長の黒の刺繍用布に 薔薇の花二輪と[VICTORIAN ROSE]の文字が金糸と銀糸でサテンステッチで刺してあります。
たしか[ミセス]という雑誌に載っていたのを気に入って、夏休みの宿題か何かに作った覚えがあります。
どうやら 子供の時の方が今より大人っぽい好みだったようです。
そのクッションがもうボロボロなのに、母が黒い布を赤やグリーンのブランケットステッチでいっぱいつぎはぎしてあるのです。
これには(参った〜)って感じです。私の物は何でも残してあるので(辛いなー)と思いながら結局私が処分しないと…。
さてさて、冬休み最後の日に完成した、レッスンバッグ用の新しいポケット用アップリケパーツ女の子用…
今回のはアップリケというより刺繍が主になりました。
私のには珍しい大きな絵柄、手前の花を目立たせたいので線描きっぽいシンプルステッチにしました(^-^)