わくわく…
今よりもう少し若い頃、とても生き生き暮らされる先輩主婦に、
「どんなことが一番嬉しいですか?」
と、訊ねたことがあります。
私の作る絵キルトにも興味を持って“ちょっとだけ”されていたのですが、本当の趣味は合唱。
神戸女学院OBで作る合唱団の中でアルトを受け持って、練習、コンサートと、時にはヨーロッパまで足を延ばしておられました。
それに加え、楽曲やその国の歴史を探るため、大学の聴講生として講義を受けにも行っておられました。
それで…その方の答えは、
「知らなかった事を知った時かなあ」
でした。
なるほど!!
私が未だにどんどんマイケルの事を知るにつけのめり込むのは (それだ)とも思います。
複雑なアメリカ社会のことも、根深い人種差別、そしてそれに立ち向かって行った人々のことも。
そして、私としては生まれて初めて[信仰]ということを真剣に考えました。
彼の奇跡的な素晴らしい歌もダンスも、苦難の時にも続けられた人道行為も、[信仰]と深く結びついていたからです。
マイケルからの繋がりでたくさん読みたい本も出てきます。
ゴッホと弟テオの伝記、やっと読み終えたので、次に読むのは、池上彰さんの書いた[大人も子どももわかるイスラム世界の[大疑問]]です。
これは先に読み終えた連れ合いがいたく
「うーん、そうなんかー」
と反応していたもので、私も早く読みたかったのです。
でも正直言うと、晩年イスラム教徒と懇意にしていたというマイケルの存在なしでは 私は、
「そう」
と、興味なさそうに返事しただけかも?(^-^;