白タイル
京の町屋、と言うと聞こえはいいのですが…。
確かに文化遺産になるような立派な町屋もあるでしょうが、私が育った〔町屋〕はなんだか…。
通りに面した狭い間口、うなぎの寝床のように奥に長く、お隣とおんなし作りで。
さすがにいつの頃か改築しましたが、私が幼い頃は、お台所は土間だったんですよ。
上を見上げると にんまりした表情の〔ほていさん〕が何体か、黒光りする棚に並び…なんだかいや〜な感じだったなあ〜。
なので(反動)であり、(憧れ)であったんですネ。
家を建てる時に、キッチンは迷うことなく、陽の光りがいっぱい射し込む窓と真っ白なタイル張り(^-^)
ところが予想通り、これがお掃除大変です(>_<) 普段いい加減な掃除ですから、夏と冬は大掃除。 キツイですが、(初心忘るべからず)、出来た時の感動を思いだしながらゴシゴシ。 最新のシステムキッチンのように何もかもスッキリ!と収納できるわけではなく、どちらかというと(見せる収納)ですから、いろいろなホーローキャニスターとかも洗わなくては…。 今、作っている作品もそんな風なキッチンですf(^^;