WAR HORSE
久しぶりに映画を観ました。
[戦火の馬]です。
スピルバーグの渾身の映画、ってばかり思っていましたが、原作はマイケル・モーパーゴさんなんですね。
以前、ブログでも紹介させていただいたこともある[世界で一番のおくりもの]の人ですね。
やはり期待通り、感動の映画でした。
ハラハラドキドキ、涙、涙…
勿論、スピルバーグ監督、モーパーゴ原作というだけに、登場する人は良い人が多く、「戦争中なのに甘い」と言われればそれまでだけど、むしろ、戦時下の非情で不毛な時でも、温かい血の通った人たちがいる、そして苛酷な中で(生き抜く)命の尊厳、愛と信頼の大切さ、そのことを伝えて、これからの困難な世の中に一筋の光を当てている…そんな気がします。
既に観てこられたMさんが
「なんとなく震災被害の日本にエールを贈った(スピルバーグ監督が)ような気がする」
と言っておられた事が解るような気がしました。
もう一つ、Mさんが感心しておられた、
「馬があんなに!よく演技するなあ!」
モーパーゴの原作に感動したスピルバーグ監督は、もしこれを映画化するのなら、パペットでもなくCGも使わず、本物の馬で撮らなければ!と感じたそうです。
本当に、物言わぬ動物には勝てません…。