信州
いつのまにか、木々には新芽がプツプツ…。
いよいよ春がやってきます。
新芽、といえば信州。
勤めていた時、毎年ゴールデンウィークに2泊3日くらいで信州の(どこか)へ行くのが、何よりの楽しみでした。
当時は西明石に住んでいましたから、しかも今より高速道路もそれほど整備されていませんでしたから、ちと遠い。
少しでも長く信州にいたいので、若かったのですね、学校を終えて夜のうちに京都の実家に帰り、一泊して、朝の5時前に出発するのです。
(せっかく帰ってきたのに)と思う親の心なんて省みなかった若き日の恥ずかしい私がいます(T_T)
ともあれ、車の中で迎える夜明けの嬉しいこと、綺麗なこと…。
愛知県の一宮辺りの、ポツンポツンと畦道に樹木の並ぶ、薄緑色の田園風景は今も脳裏に焼き付いています。
そして、関西と違ってまだ春浅い信州の山々の美しいこと!
逆光で真っ黒に見える山の木々にチ、チ、チ、チと、小さな色々なグリーンの点々が…。
新芽です。
そして桜と鯉のぼりを同時に見られるのも5月の信州の醍醐味です。
そんな信州、長野から、明日お客様が二人いらっしゃいます。
作品展の時期にはご都合が悪かったようで一足先に…。
同じ田舎でも観光地の信州とは違って何にも無い所なので、ちょっと心配ですが…。
駅からのバスも、本当は相生駅から〔ゆう風舎〕まで車で15分くらいなのに、ぐるりーと海の方まで迂回して40分もかかるのです。
でも、早春の小旅行。
〔瀬戸の花嫁〕でも歌いながら、のんびり瀬戸内海を感じていただければ幸いです。