エリゲロン
初めて絵キルトの大作を完成させられたNさんは、ニコニコして、
「先生、ありがとう(^o^)」
と、表現してくださいます。
いえいえ、やっぱりご自分がとっても大変だったからこそ。
やりとげた後の成就感というのは、途中で投げ出しては決して味わえないものですから…。
昨年の年末に倒れられたご主人の世話が、ようやく落ち着いてきたIさんも、おとつい、咲き始めた庭の薔薇に合わせて出窓のカーテンを去年の[リネン&レース展]に出品した、薔薇柄レースを繋いだものにかけかえ、しみじみ
(あ〜、作っておいてヨカッタ〜!)
と、思ったそう。
そして玄関の壁には、おなじくこの時期いっぱい咲いているスズランに合わせて、スズランのキルトにかけかえたのだそうです。
スズランというと、高原に咲く特別にロマンチックな希少な花、と思っていた私は、世話もいらず、どんどん増え、毎年ちゃんと花をつけてくれる、という話にビックリ、でした。
うちの庭にはスズランはありませんが、この花は毎年可愛く咲き、どんどん増えます。
ガーデンティーをいただくテーブルの横のがなんだか一番元気そう。
エリゲロン…やっと名前覚えました。