いただきました

2012年5月23日(水) ブログ
2012052314320000.jpg

連れ合いの母の里、岡山県の大原町。

[古町]の一角、街道沿いが白い石畳、両横の建物も改築され、[美観地区]となっています。
雛祭りの行事には、各家いえに人形が飾られ、ゆかりの芸術家による作品等も楽しめるようなのです。

その中の一軒に叔母が今も健在で独り住まいをしています。
いつも「雛祭りにいらっしゃい」
と誘ってくれますが、作品展を控えている時期でなかなか実現せず、申し訳ない思いでした。

時期は違いますが、作品展と作品展(リネン&レース展)の合間、薫風の中、ドライブがてら訪ねていきました。

朝採りの野菜、苺
朝から炊いてくれたお赤飯
、おはぎ…

もうひとつ、叔母が前から
「ぜひに」
と、私達に託したがってくれていたものがありました。
ゆう風舎の絵本図書館に、[世界少年少女文学全集]です。

(うわあ!揃ってる!)
第1巻だけは、大阪に住む娘さんがお持ちだそう。

通してもらった亡き叔父の書斎には息を飲むほどの本の山!
というより整然とした波!
哲学書、文学全集、歴史本、美術書、百科事典、ありとあらゆる貴重な本、しかも全集がズラリ。

「どれでも、好きなものを持って帰って」
と、叔母は言ってくれますが、そういう訳にもいきません。

何度もお礼を言って、この[少年少女…]だけ、貰って帰りました。

[本は財産]もちろん心の。

そんな言葉をしみじみ思い出す1日でした。