感謝
ゆう風舎の創立当時から、ずーーと。
一緒に歴史を作ってきてくれたNさんが、おととい亡くなりました。
約7年間の闘病でした。
ベテランの看護師さん、優しく朗らか、温かい人柄に、今まで私はどんなに助けてもらったでしょう。
義母の病気の時も、父が入院した時も、母が倒れた時も、連れ合いや自分のちょっとした不調の時も、他の方の病気の心配事も…いったいどれだけNさんに相談に乗ってもらったことでしょう?
何度も何度も、なんでもかんでも…。
いつもいつも変わらない、どっしり落ち着いた笑顔にどれだけ助けられてきたでしょう。
その人がまさか逝ってしまう、なんて想像だにしませんでした。
技術にとらわれない、人柄そのままの温かいキルトを作り続けていたNさん。
一緒によく絵本を見にきてくれていたお嬢さんが選んでくれたのでしょうか?
遺影も、告別式でかかっていた4枚の写真のうちの3枚も、5年前に[個展]をしてもらった時の、ゆう風舎での写真でした。
恐縮します。
どんなに私たちが感謝しているか?
Nさんに伝わったでしょうか?
「体調が良くなったら、又通いたい」
と、言って下さった言葉を一生の励みとして生きていきます。