こうこさん?

2009年1月30日(金) ブログ
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暖かめ、とはいえ、雨も降るし、確定申告のための整理はしないといけないし、今日はあまり愉快な日ではなさそうな…。
どうも齢のせいで、ほんのちょっとでも縫い物を頑張ると、というか、この頃では字を書いても、キーボードを打っても、何をしても肩がこります。
(やだなあ〜)と身体を伸ばしがてら、おトイレに立つと、ドアの横に 気になる本を見つけました。
[友之供子]…?
大正14年に発行された婦人之友社の[子供之友]の復刻版です。
いつか、明治、大正、昭和…の絵本の特集をするために買ってあるものでした。
子供の絵を担当している竹久夢二や岡本帰一の素晴らしさは 又いつかご紹介するとして、読んでいてとても愉快だったのは 冒頭の絵ばなし[甲子・上太郎]です。
甲子園の話ではありません。
甲子(こうこ)さんと上太郎(じょうたろう)くん、乙子(おつこ)さんと中太郎くん、丙子(へいこ)さんと下太郎(げたろう)くんの 朝8時の朝食から夜寝るまでを時計の絵と共に描いてあります。
さしずめ欽ドンの[良い子、悪い子、普通の子](これも古いか?)
きっと時計の見方と道徳を教えるためかな?
それにしても この名前はひどいなあ(^O^)
とにかく甲子さん達はいつも明るく元気でバッチリみたいですよ。
最後の文章はこんな風…
「丙子さんと下太郎さんはよひつぱり。洋服をきたままお机にもたれてうたたねをする。かぜをひかなければよいがとおかあさまがたいへんごしんぱいになる。おまけに、あさになると洋服はしわだらけ。
丙子さんと下太郎さん、甲子さんたちをおてほんとしてげんきになるやうに。」……デシタ、デシタ(^O^)