オルファースさんの
iPhoneのカメラのレンズも曇ってしまうくらいの暑い暑い日。
タクシーを飛ばしてお隣り、代官山の蔦屋書店に行ってやっぱりよかったです。
重いのでほんの少しですが、買ってきた本は又々私の宝物になりそうな。
この小さな絵本は可愛いし、かさばらないし、お手頃値段だし、と加えたのですがなんだか見たことあるような…
後で来た連れ合いに見せると
「ある」
[ROOT CHILDREN]
(な~んや)と思いながら帰ってから比べてみると、大きさもさることながらなんだか違います。
よ~く見てビックリ(゚o゚;;
大きなほうの絵本はなんと絵キルト+刺繍でした‼
原作者のジビュレ・フォン・オルファースさんは19世紀の絵本画家です。
ドイツ、東プロイセンの貴族の生まれながら、病気でなんと34才という若さで亡くなっています。
遺された絵本は全部で8冊。
ゆう風舎には3冊あります。
それにしてもこのオルファースさんの絵本をキルトにしたSieglinde Schoen Smithさん、本当に凄いテクニックです。
英語なんでよく解りませんが、どうもアメリカの何かのキルト賞受賞者で刺繍のエキスパートだそうな。
ペンシルバニア州にお住まいだそう。
アメリカにもこういうのする人、おられるのですね。
このキルトを完成させるのに1年と1日かかったと書いてありますが、わたしがビックリするのは子ども達の顔や髪の毛。
全部、繊細なサテンステッチで埋めてあります。
刺繍の得意だった亡きSさんを思い出します。
でも、こういうのって著作権をどこかが買って…ということなんでしょうね。