解説
時間がたっぷりとれるわけではなく、その上近ごろは少し読むと目が痛くなり…
それこそ10分とか15分とかの時もあるけれど、読書はやっぱり生きる力をくれます。
発刊は2006年。
もう7年もたっているんだ。
遅ればせながら、Mさんが勧めてくれて百田尚樹さんの[永遠の0]読み終えました。
近々映画になる、というのでMさんも読む気になったのかもしれませんが私は全然知りませんでした。
読み終えて…
よかったです~‼︎
悲惨な戦争体験を聞いていくところから始まりますから辛くて、途中進めない時もありましたが最後の方は涙、涙…。
所詮、架空の人物とはいえ、どの時代にも愛と信念を貫く素晴らしい人がいた、しかもそれは日本人もアメリカ人も関係ない、人間の素晴らしさとして描いておられるところに百田さんの人間性が感じられました。
そして、巻末の[解説]を書いておられるのが、今は亡き児玉清さんで。
児玉清さんと言えば、NHK教育で読書を勧める番組を長い間されていた知的で品が良い人でとても好感を持っていました。
その児玉さんがこの作品をなんのてらいもなく、手放しで褒めておられ感動しておられるのを読んでさらに嬉しくなりました。
[解説]というと、評論家とか作家とかが、なにかはすに構えて難しい言葉を並べて評論する、という文章に結構出会ってたもので、児玉さんの素直な文はとても共感が持てました。
若者を始め、たくさんの方に読んでほしい作品です。
と、言われなくても「もう、読んだワイ!」と、おっしゃる方が多いでしょうねf^_^;
そして、こういう人物の話を読むと必ず、ゼーンゼン!関係ないマイケルのことを思います。
そんなよるべない私の感想にMさんは優しく、
「立派なヒトは誤解される事が多くてそれでも愛と信念は貫くんですね。」
と、返してくださいました^ ^