ツリーを囲んで
ゆう風舎が出来たての頃は…
毎年この時期になったら庭に植えたピッシャーの木を掘り起こして、枝を少し縛ってかさを低くし、うんしょうんしょと運び、絵本図書館の狭い入口を通して、信州のワイン工場から買ってきた(そこがこの間、火事になったのでは?)樽を半分に切ったものに土と一緒に入れて…
はあー、大変でした。
それこそ若かりし頃の義父や義母も総動員で。
やっぱり本物の木にかざるのは素敵で、お店がおわって夜になってからもときどきライトを点けてみてはキラキラを楽しんでいたものです。
みーんな、齢をとってすっかりそんな元気は無くなってしまいました。
今はカフェの奥のドールハウスのモミの木を点滅させて…。
それでもやっぱり嬉しいものです。
ガラスドアの重みを肩で支えながら、時間をかけて連れ合いが並べた小さな国のクリスマス・マーケット、ぜひご覧下さいね。