葉っぱ

2014年3月30日(日) ブログ
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春の訪れは雨も多く、その雨がやんだあとにはびっくりするくらい木々の葉っぱの赤ちゃんは大きくなっていますね。

雨のミルクをゴクゴク飲むんですね。

嬉しいし…また、焦る季節です(°_°)

私も今ちょうど作品で葉っぱつけのところに来ました。
今よりもうちょっと先の季節。

ゆさゆさ緑の葉が風に揺れる初夏かな?

私のやっている絵キルトには
(こうせねばならない)
という決まりごとはありません。

ひたすら
(どうすればその感じを表現できるかな?)
と考えます。
その上、とても精巧な刺繍作品や伝統工芸作品のように膨大な時間や高技術を使うわけでもありません。

誰でもができるだけ簡単に出来るように…

屋外を作る時は木々が欠かせません。
特に葉を茂らせた樹木が大好きなものですから及ばないとしてもなんとか…と思います。

以前作ったものにはひたすらフレンチナッツステッチやふっくらストレートステッチ等、刺繍で表したものもあります。

そして少し大きめの葉っぱを表すのはこの方法。
秋なら秋の紅葉した葉っぱの色、夏なら夏、春なら春らしい葉っぱの色が感じられる布を5種類以上選んで、ハサミでひたすら小さな葉っぱを切り出します。

5種類以上、という布は無地だけではなく、チェックやプリントなど、出来るだけいろんな色が使ってある布がベターです。

実際の葉はキラキラ陽の光を受けて金色や白っぽく輝いていたり、影になって暗く見えたりするからです。

たくさん切れたら次は付け方ですね。

これが結構皆さん困られるところです。

そういう作品を苦労して作り上げられた方はよく、
「歩いていても、いろいろ見方が変わりました。ふーん、こんな風になっているんや、とか…」
と、おっしゃって下さいます。
これこそ、私の狙いだったりします。
デッサンするのが一番いいのですがなかなか皆さんそうはいかないと思います。
何気なく見ていたものをそういう目で見ながら自分で感じながら暮らされるのがこういうことをする醍醐味だと思います。

さて、枝に葉っぱはどんな風に?

樹木の種類によっては確かに枝の両側に規則正しく対称にびっしりついている葉もあります。

でも多くの大木を遠くから見るとこんもり塊に見えるところ、ちょっとスカスカ透けているところがあるのでは?

そんな訳で私は切れた葉っぱをタタっと画面に散らし、かたまりすぎた部分をほぐしたり、プリントなど裏返ってしまったものを表向けたり、足りない部分を補ったりして
(まあ、これでよし)
と思ったら、マチ針がわりに少量のボンドで中心を貼り、全て貼り終えたら端っこからまつりつけていく、という方法をとっていました。
後、刺繍で補うとよけい深みが出ます。

ただ、歳と共に根性が無くなり、ひょっとしたらボンドだけで終わっちゃうかも?

どちらにしてもまだ、この葉っぱ、足らないみたいですよね…~_~;