これからの人に

2014年4月12日(土) ブログ
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私だって、できれば毎日夢いっぱいの絵本を紹介したり、いろいろな美しい布を使っての手作りは楽しいですヨ~、というブログばかりを書きたいとは思うけど…。

今朝の新聞を見たりするとさすがに心が暗くなります。

[「原発ゼロ」を転換  エネ基本計画閣議決定]

遅ればせながら原発の恐ろしさ、非人間性を学びつつある私には信じられない見解ですが、きっと小出さんなんかにはもちろん(想定内)の政府の考えなのかもしれません。
「ずっとそうだったんだから…」
と。

今回の諸々の事で、恥ずかしながら又々初めて知った松下竜一さん。

3.11福島原発事故以後、若い世代にも氏の[暗闇の思想]が読み直されているそうです。

松下さんは2004年に亡くなっていますからもちろん福島のことはご存じありませんが、ずっと反戦・反核・反原発の闘いに邁進してきた人です。

「だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化生活をこそ問い直さなければならぬ。」

マイケルの曲に[Why You Wanna Trip On Me ]という曲があります。

一般にはマイケルを煩わすパパラッチ等に、
「こんなに世の中には深刻な問題がいっぱいあるのに、僕なんかを追いかけ回すのはやめろ」
と、言っている曲かな?と思われていたのですが、れいの安富教授は「Trip On Me 」という単語の使い方をよく考えた結果、これはパパラッチとかではなく、マイケルがファンに向かって、
「こんないろいろな深刻な問題を放っておいて、僕に耽溺するのはやめなさい」
と言っている曲だ、という解釈をされて…。

なるほど!マイケルらしい…

そんなことをなんとかAKBとか[嵐]とかが歌ってくれればいいのに…なんて思う老婆心~_~;

これからの人達にとっての世界がどうなってしまうか?ですものね。

これは一ヶ月ほど前、3月9日の大阪での集会での小出さんの挨拶です。

「こんな国であるなら、私は喜んで非国民になって闘いたい、と思います。」
なんて、弱い立場の人たちのために駆けずり回っている小出さんだから言える言葉ですね。

(カッコイイ)
と、思うのは私だけでしょうか?