1年生になりました
昨日、今日と各地で入学式。
桜は満開、申し分ないお天気となりました。
スタッフMさんちのTa君も晴れてピカピカの中学生になりました。
私は最初中学の美術教師から小学校の図工専科に変わったので、変わった当初の入学式では小さな一年生を踏み潰しそうな気がしたものです。
専科はすぐには授業はないので、入学式にも参列して、床につかない可愛い足をぶらんぶらんさせながら座る彼、彼女らを眺めます。
当日はやっぱりいつもより(よそいき)、明るいパステルカラーの洋服のすそをヒラヒラさせながら、桜の花びらが舞う校舎を行き来していろいろなお手伝いをしていたのを思い出します
新一年生が入る教室の黒板一つ一つに色とりどりのチョークで華やかな絵や[にゅうがく おめでとう]の文字を書くのも私達の仕事。
ただ、やってきた一年生に
「おばちゃん」
と呼ばれたのにはムムッ。
新一年生にとっては紹介された担任の先生以外はみんな、「おばちゃん」なのです。
写真はジャネット&アラン・アランバーグ夫妻の絵本。
日本語では[一年生になりました]という名前で出ています。
9月始まりの、儀式もない、私の知らないイギリスの子供達の入学の1日を詳しーく描いてありますよ。