おぼんだま
[おぼんだま]なんて言葉が創り出され、ポチ袋ならぬ[おぼんだま袋]も売り出されている、というのはニュースで知りました。
(やれやれ、世のお祖父さん、お祖母さんは大変だなあ)
などと、他人事に頭の隅を通り過ぎていたのですが…。
まさか私がいただく、なんてことは夢にも思いませんでした。
先日来の車での送り迎えと朝食のお礼にと、義姉と甥が来てくれ、甥の父方の祖母であるKさんも一緒に来てくれました。
しっかり者でいつもニコニコ優しいKさんも90歳。
手押し車を押しながら皆に助けられて歩きますが、孫を心配する気持ちは今も昔も変わりません。
作用小学校での夏祭りのイベント中も、とにかく
(心配で、心配で…)
仕方なかったそう^^;
「孫がお世話になった…」
と、私達にまで持って来て下さったのが[おぼんだま]です。
そんな皆の愛情をしっかり受け止めて、明日は又東京へと帰っていく甥たち。
彼らはもっと若い時から故郷の、皆の愛情やありがたみを理解する子でしたが、この上願わくは、そうでない境遇の人達もいっぱい存在することに思いを馳せながら生きていって欲しいな、とつい叔母は思います。
「自分より 生きることに困難を抱えている人、生き物、に対して どんな目を向けられるか?…」
小出さんの信条です。