寅さん
おととしはなんとかウールのブランケット作ったのですが、材料の関係でとても数が少なく…。
去年は材料が揃わず…。
今年はなんとか材料を集めて作っています。
今までいろんなデザインで作ったことがありますがやっぱり素朴な四角形のワンパッチが一番合ってるような気がして、最近は15cm角のこのデザインばかり作っています。
縫い目にブークレー糸を這わすのがポイントです。
もう少ししたら出来上がってキットにしてネットショップにも出しますのでお待ち下さいね。
ところで今日は土曜日。
長らく続いていたBSジャパンの[男はつらいよ]シリーズの放映、とうとう今夜が最後なのです。
(見ようかな?やめとこかな?)
迷っています。
渥美さんが病気で辛く、その後亡くなった事を知っていると、その前2、3作あたりからやはりそんな気配が感じられて、観ていて辛くて…。
山田洋次監督もきっと渥美さんの体調を解っていて、ある時期から「甥のみつお」を中心とした話にシフトしていたんだな、と思ったりします。
寅さん映画はもちろん昔の映画。
私もリアルタイムで、その後のテレビで、はたまた貸し切りバスの中で、等、何度も観たことがあり、それなりに面白かったし、特においちゃん、おばちゃん、ひろしさん、タコ社長の絡む所は大好きだったりしました。
ところが…。
この齢になってから観る[寅さん]は、一味も二味も違うのです。
「沁みる」のです。
恥ずかしながらごく最近、マイケルを知り、原発の事を知り、そういう目で世の中を見、自分自身の後残された日々の生き方を思う時、寅さんは「沁みる」のです。
なんだか よけいなものを脱ぎ捨てていった時に残る「大切なもの」を教えてもらうような…。
若い人には解らないよねー。
でも それでいいんです^_^