ここから始まった
赤い屋根、暖炉の煙突、格子窓があって、後ろにはサンテラスもある…
なんだか簡単な作りの古いドールハウス。
埃を拭くとペンキが剥がれてきて~_~;
これは母のものです。
母は大正の最後の方生まれですから、これは昭和初期のものでしょうか?
叔父さんに買ってもらったもののようですが…
家具もその当時のものです。
洋風のおうちなのに家具が日本風なのが面白いです。
これが家にあったために私としてはどうしてもままごと好き、ミニチュア好きになってしまいました。
いつも飾ってあったわけではなく、白っぽいダンボールの深い箱に入っていて、ときどき母にねだって下ろしてもらい、そーっと引き上げて出していた覚えがあります。
少ない家具ながら壁がほとんど窓、の家で、
(どこに置くと一番いいだろう?)
と、必死に考えましたし、3点セット(椅子はもう一つあったのです。この3点セットというのが又昭和っぽい(^^;;)は仕方なくテラス側に、でも電話を置くところがなくて このテーブルの上には電話が大きすぎるなあ…とかいつも思っていました(^^;;
狭い古い京都の町家で育ちながら 洋風の家に憧れたのもこのせいかも。
それが高じて…
ちゃんと絵本の良さを解り、工作の得意な伴侶と出会い、幾つかの凝ったドールハウスを作ってもらい、今は若いTさんが自力でステキなドールハウスのお店屋さんを作るようになるなんて(*^^*)
草葉の陰で母もびっくり