8月6日…

2009年8月6日(木) ブログ
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私が思うに、生活の便利さ、科学や情報処理の発展とは裏腹に 世の中はちっとも良くなってはいない気がしています。
そんな中 巡ってきた8月6日。
でも、今年は、ほんのちょっと、何かしら明るい方に、(違う)ような気がします。
オバマ大統領のプラハでの演説がそこここで取り上げられているし、選挙前だから?とは思うものの、原爆症訴訟が全員救済の方向で解決を見たり…。
そしてNHKの[クローズアップ現代]では、日本を代表する人気漫画家達が志を一つにして、自らの戦争体験を絵と文にして、展覧会を開いたと…。
困っている人に自らの顔を分け与える[アンパンマン]は飢えの体験から出た着想だったとは…!

ゆう風舎の絵本図書館でも先日から平和や地球をテーマにした絵本を並べていますが、その一角にこんな写真パネルが掛けてあります。
絵本作家も手をつないでいるのです。
その文を写します。

―こどもは
平和でなければ生きられません。
大人が起こす戦争の 最大の犠牲者は 兵士でなく、こどもです。

戦争は
どのような理由をかぶせようと
どのような言葉でくるもうと
人を殺す行為です。
命をつぶして
得られるものとは、何なのでしょう。

こどもは
大人を信じて生きています。
武力でなく知恵で平和を作るのは
大人の責務です。

この1冊は
絵本作家103人と
平和を願うたくさんの人たちの熱意で作られました。

手から手へ
ひろがっていきますように。
平和への思いが
ひろがっていきますように。――
この1冊というのは[103 世界中のこどもたちが]という絵本です。