文科省のトップが…
スタッフさんのおかげで、昔に比べてずいぶん創作に向かう時間が確保できるようになりました。
ところがいかんせん…
哀しいかな、歳を重ねると集中力や体力が衰えてしまっているのですね。
なんだかいつもボヤーと眠たく、なんだかシンドイ(・_・;
そんなこんなでチクチク中、はラジオ代わりのケータイyoutubeがかかせません。
耳を通して心が動くと針も動きます(^^;;
とは言っても嫌なニュースばかりでよけいストレス溜まったりしますが、そんな時は前川さんの話を追いかけています。
案外、いろいろあるのです。
この頃はいろんなラジオ番組にも引っ張りだこです。
でも、それも皆んな聴いたので今日はどなたかがアップして下さっている去年?のまだ前川さんが現職の事務次官だった時の講演会を聞きました。
「埼玉に夜間中学を作る会・川口自主夜間中学 31周年集会」が開催した[埼玉に公立の夜間中学を]という会での講演です。
短い間でしたが中学校、小学校の教員をしていた私。
正直、文科省(私の時代は文部省)のイメージというと最悪でした。
そしてその配下の県や市の教育委員会も、いろいろな面で現場を重視してくれる、子ども達に寄り添ってくれる、という事とは離れた通達や事務仕事ばかり押し付けてくる、と言ったマイナスな思いばかりが残っています。
もちろん何もわからない年端のいかない教師であったから…かもしれませんがその時その時(感じた)ことというのはどうしようもありません。
だいたい、貴重な授業を放り出して強制的に行かされた「研修会」に必ずあるおエライ方の「挨拶」や「講話」等は本当に「カタチ」ばかりだったのです。
ところが…
前川さんの話を聞いてビックリしました。
こんな話をする人が文科省の事務方トップ??
もちろん話は法律(特に日本国憲法)から引いてきて、行政で決まったこと、考え方の説明ですが、とにかくいろいろな形のマイノリティの方に寄り添わないといけない、という趣旨が一貫して流れていて、彼らしい謙虚な言葉と温かいユーモアがのぞいたり…
最後には
「今日は文部次官、というより、前川喜平という個人からの話でした(^^;;」
と聴衆を笑わせたり。
後での質問の時間に参加者の方から
「文部次官からこんなお話が聞けるとは思っていませんでした。
感動しました」
という感想が出たくらいです。
詳しく書くとメチャクチャ長くなりますからヤメますが、興味のある方は聞いてみて下さい^_^