半生ベークト・チーズケーキ

2011年4月28日(木) ブログ
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一度だけ、ザーと雨が降ってきてびっくりしましたが、概ね良いお天気。
無事に初日が迎えられました。
こんなふうに(例年のように)行えるありがたさ、貴重さを被災地以外の日本中の人々が重く受けとめていることと思います。
私も勿論です。
さあ、そこで、お客様に食べていただくケーキ、何にしようかなー?と先日から考えていたのですが…。
季節柄、どうしても毎年同じようなものになってしまい…。
〔一つのお皿に二つのケーキ〕口当たりの軽い、ぷるぷる系のケーキと、どっしり重い焼き菓子との組み合わせ??
なかなか新作は考えつけず、とりあえず作品展突入、始めのケーキは[半生チーズケーキ]を焼きました。
焼いてあるのに真ん中はトロトロ、とってミルキーで優しい味。
実はこのケーキ、内輪でも好評でしたが、先日撮影の日のおやつにと作り、お茶の時間に出すと、長髪を後ろで結わえた、ニヒルな話し方をなさる素敵な雰囲気のある照明マンさん、
「めちゃくちゃ美味しいな」
と、二、三度言いながら食べて下さって…。
すっかり自信を持って又作ろうと思いました。

明日から

2011年4月27日(水) ブログ
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今年もなんとか無事、明日を迎える準備ができつつ…。

いよいよ明日から[布と糸でつくる夢展]始まりです。

作品を作ってくれた一人一人の一年間の重みを展示しました。

この大きなキルト(娘さんのためのベッドカバーかな?)を作ったKさん。
頑張ってチクチク縫い続けてようやくトップが完成、キルト綿と裏布を合わせてしつけをするのも大仕事。
さあ、いよいよキルトを始めた!…
「手の腱を切断してしまって…1ヶ月入院します…」
のお電話をいただいたのは2月の始めでしたでしょうか?
右手!
元通り動くかどうかは手術後のリハビリ次第??
でも、とっても頑張られたのですね。
「無理だったら途中でも、うまく折ったりして展示するから大丈夫よ」
という私に
「やれるところまでやって持っていきます」
でも彼女のお住まい、倉敷からはかなりの距離。
送ってくれたらいいよ、と連絡、宅急便で無事届きました。
ほぼ完成状態。拍手です。

B.G.M2

2011年4月25日(月) ブログ
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木曜日から始まる今年の作品展で 会場に流すB.G.Mを作成中です。

去年も編集して作り、お当番の方に頼んで繰り返しかけてもらいました。
おおむね好評で後で請われてダビングして、差し上げたりしましたよ(^-^)

去年に入れた曲は[ヒール・ザ・ワールド][ウィ・アー・ザ・ワールド]は勿論、ジョン・レノンの[イマジン]サイモン&ガーファンクルの[明日に架ける橋]等のアンセムや、季節柄、大好きなビージーズの[若葉のころ]や[メロディ・フェア]…。

さあ、[2]は?
好きな曲でも、激しすぎたり、盛り上がり過ぎたり、色っぽすぎてもNGです。
なにせ展覧会場ですからね。
耳障りが良く、癒されるような…。
お当番の人が何度聴いてもいいような…。

亡くなってからリリースされた[MICHAEL]からも数曲入れそう(^-^)

では、その一つ[HOLD MY HAND]を和訳付きでどうぞ!http://www.youtube.com/watch?v=a-8WMhCuf9c&playnext=1&list=PL4BCA56124A258200

今週、木曜日から

2011年4月24日(日) ブログ
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金曜日にいちおう、ようやく私の作品も仕上がったのですが、そうするとなぜか、身体がしんどくなるのはダメですね。
今さらながらに肩こりがしたり、頭痛がしたり…
イケませんね、もう少し緊張感持ち続けないとね。
きっと寒いせいですね。

今日も 晴れるのかな?と思えば雷雨があったり。
ゆう風舎の近くにある播磨科学公園のチューリップ畑も今、見頃でしょうし、広場で今日はフリーマーケットが行われていたようですが、
「雨が降ってきたので早々に片付けてきました」
と言われるお客様もおられました。

そして、ちらほら、いろんな方から[すてきにハンドメイド](テキストの方)見ましたよ、と言っていただいて…恐縮です。

実は 先日の、ゆう風舎でのロケの分も編集され、DVDで見せていただきました。
それこそプロのカメラマンさん、照明マンさん、(これ、どこ?)って感じにきれいに映していただいていましたよ。
(マイケル入りだから…?)
と心配していたこの作品も、その日はまだ2階部分なしですが、ちゃんと入っていました(^-^)

ただ、ただ、ふぅ(溜息)…。
私、が、ねー(>_<)
やっぱり、齢そのものに映っていました。
ふぅー(>_<)

Yu’sプリント、アップ!

2011年4月23日(土) ブログ
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パネル柄に遅れて?ヶ月…
Yu’s Palette第3弾の総柄プリント、やっとネットショップにアップしました。

実は 今回のYu’sでは 布の他に織りテープやファスナーやいろいろ発売されました。
これはボタンです。

会おうね

2011年4月22日(金) ブログ
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振幅の激しい春です。

やっとうららかな、暖かい春が来たかな?と思ったら、翌日には又寒さが戻り、ストーブのお世話になり…。

昼間、(よーし!元気出して働くゾー)と思えたか、と思うと 夜のニュースで東日本の現実を知り、なんともいたたまれない気持ちになり…。

今日1日の電話もそんな感じ。

私の作品を評価して下さる、ちょっと嬉しい電話があったかと思うと…。
高校時代の友人からの知らせはなんとも又やりきれない…。

友人の一人が、原因不明の難病で寝たきり?!
あの、誰にも好かれる、明るい、優しい、可愛かったYが??

知らせてくれた彼女も、今朝から沈んでいたと言う…。
スーちゃんのニュースで…。
彼女も10数年前に乳ガンを克服していたから。

「今、を一生懸命生きよう」
人に対して「愛してます(勿論、男女間だけじゃなく)」を伝える表現は惜しまずしよう。

そんなことしか今は見いだせません。

そんな中、ゆう風舎に新しい絵本の仲間が入ってきていました。
[かなしいときには]
[ぼくがまもってあげるからね]
[心をビンにとじこめて]
[希望の木]

来たばっかりなのでまだ読んでいませんが、表紙を見ているだけで 何か伝わってきますね。

なぜか黄色いその表紙を見ながら、
(いっぱいいっぱい話すことが蓄まってる…、そう言ってくれる彼女や、又違う彼女に、今年こそは会いに行こう。
京都の街中の自宅を離れ、お医者さん常駐のマンションに越した、 母の親友だった人にも会いに行こう。そんな時間もきっとみつけよう…)
そう思いました。

こんな日は

2011年4月20日(水) ブログ
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風は強いけど晴れた日。
作品展前に出られる最後の日なので近くのスーパーまで買い物に出ました。
それは毎年、同じ…。
この頃から新緑がどんどんきれいなのもやっぱり毎年と同じ…。

でも、今年は全然違うんだ、ということをニュースの映像で思い知らされます。
実際、ニュースを見てからは ブログ、書きにくくて…。

そんな訳で今日はこんな歌を…。

夕べ、久しぶりに[WE ARE THE WORLD]のメイキングビデオを観ました。
凄い顔ぶれ、スーパースター達が飢餓に苦しむエチオピア帰りの人や 現地の女性の話を聞いた後で、夜通しで頑張って収録する姿は 何度観ても感動的です。
確かに、全員をまとめ、各人の良さを生かし、しかも迫力満点に仕上げたクインシー・ジョーンズの力に改めて感心しますが、参加者の中で、実弟のランディの次の若さ、この曲の90%を作ったのに、さりげなく、静かに片隅に立っていたマイケルがやっぱり特別です。
歌の映像ではさすがに目立っていますが、収録中は本当に そんな感じでしたよ。
メイキングは50分くらいあるので無理ですが、歌の部分だけ貼っておきますね。http://www.youtube.com/watch?v=vxhl-wqf19s&feature=related

ロケ日

2011年4月18日(月) ブログ
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皆さんは NHK教育の[すてきにハンドメイド]という番組をご存知でしょうか?

5月放送の、その番組に出させていただくことになりました。

今日はそのロケ、[ゆう風舎]内での撮影の日。

去年の暮れにIさんという、若い女性ディレクターさんからお話をいただいた時は即座に
(とんでもない、お断りしよう)
と、思いました。
以前にNHK神戸放送局のニュースの中で、[リネン&レース展]を紹介していただいたことがあり、その放映を観て、自分のふにゃふにゃした鼻や口、しゃべり方等にゾッとしたからです(>_<) その後、なぜか[熱中夜話―クリスマス特集―]というのにも打診をいただきましたが、勿論ご辞退。 でも、今回はせっかく言って下さっているのだから、とにかく、[ゆう風舎]に来てほしい!という気持ちで 「とりあえずいらして下さい。」 と、お答えしました。 そのうちに、やっぱりゆう風舎をもっと沢山の方に知っていただく良い機会、そのためには私の顔がどうの、齢がどうのと言っている場合ではないな、と(;^_^A そんな訳で 作品作りなどいろいろな準備を経て、今日の日を迎えました。 朝から、車に機材を乗せたカメラマン、照明マン、ディレクター、運転手のクルーが到着。 挨拶もそこそこに機材を設置、撮影が始まりました。 NHK大阪の中でもベテランのカメラマンと照明マンさんらしく、あ、うんの呼吸の中、順調に進んでいきました。 お昼休憩やお茶休憩の時、やはり話題になるのは大震災のことです。 仕事柄、各地に行かれたことのあるカメラマンさんが東北の方の粘り強さ、忍耐強さを静かに語っておられたのが印象的でした。 今日の撮影が終わり、今度は5月の半ばに 私が放送局へ出向いてスタジオでの撮影です。 まさかの天変地異。 こんな時に[ふんわりカーテン]を作っても…と、意気の上がらない私に 「こういう番組もきっと必要だと思います」 と力強く話してくれるIディレクターさん。 恥ずかしいですが、よかったら観て下さい。 5月26日(木)オンエアです。 一仕事終わり、さあ明日から又いよいよ作品展の準備にかかります。まずは自分の作品、仕上げないと…。

昨日の感想

2011年4月17日(日) ブログ
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マイケル・サンデル教授。
ハーバード大学の政治哲学教授。
1953年、ミネソタ州生まれだそうですから58才でしょうか?
私が初めて知ったのは、MJのファンになって以来、牛の歩みのように続けている英会話の教材に氏のインタビューがあった事でした。
その後、NHKや民放での講義を見聞きして、頭脳明晰、投げ掛ける質問のユニークさや鋭さ、スピード感だけではなく、ユーモアや温かさを感じる人間性、そして導き出される教授自身の見解の方向性にヒューマンなものを感じ、すっかりファンになりました。

元々、共同体の価値を重視する政治思想をお持ちだそうで、だから夕べの番組でも、震災直後の日本人の行動をとても高く評価して下さっていました。
私も、今回のことでの東北の被災者の方々の様子や、電力会社の現場の方、自衛隊、消防士始めとする人々の働きには頭が下がる思いしかないのですが…。

でも、何もない時、普段の日本人を考えると…。
要するに〈無い物ねだり〉かもしれません。
アメリカのように多民族国家、広い国土、そんな国の人には秩序のある日本のコミュニティーは素晴らしく映るのかも?
でも、実際は縛られる行事の多さや息苦しさや、どっちかというと[没個性][長いものに巻かれる方が安心]等の風潮がある中で暮らしている人も多いはず。
子どもの頃からしっかり〈自分の意見〉を主張できることを教育され、〈個〉を大切にする欧米の文化に憧れる気持ちもあるのです。
だからといって、苦しんでいる隣人や、はたまた遠く離れた地球の裏側にいる人達に思いを寄せられない訳ではないと思います。
愛された子どもは愛し方を知って育ち、感性や想像力を培われた子どもは、自分のことのように感じられるからだと思います。
そんな事を考えながら、アメリカ人の多くに見られるような大きすぎる体型でもなく、ピシッとスーツの似合うサンデル教授にまたまた惚れなおした夜でした。

あとは欄です。

2011年4月16日(土) ブログ
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[欄]って(てすり )って読むんですね、知りませんでした。
昨日に引き続き、キッチンを掃除したり、私の仕事部屋を整頓したり、バタバタ落ち着きませんが、作品も仕上げないと…。
[お店]の2階部分の窓や人物のアップリケはやっと終了、あとはてすりの刺繍が残っています。
パリの建物のつもりですからね、黒い鉄製のてすりは外せません。

困ったことに、いつもは観ないテレビも 今日は9時からのNHK[マイケル・サンデル究極の選択〈特別講義 大地震後の世界をどう生きるのか〉]はぜひ観たいので、針をせわしく動かしますね。

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