アフリカのアップリケ
[私のカントリー]の今回の特集企画は、キルト初心者の方に、キルトに親しんでもらうべく、各々の(先生)の暮らしに生かしたキルトやそれぞれの作り方、自分の作品ではなくても、大切にしているアンティークのキルトの話などから、簡単なキルトの歴史等を紹介します…という風に伺いました。
なので、ベッドカバーもなく、所有するアンティークキルトもなく、ただひたすら絵キルトを作っている私はどうかなー?
ちがうかも〜?
と、思ったのですが、[ストーリー・キルト]のようなものも仲間に入れていただけるようで…。
ありがたく思い、ひたすら二人で掃除しています(^^;
掃除をしながら、
(う〜ん、私の作ったものじゃなくて、古いもので…)
と、考えていると(フッ)と思い出したのがこのキルトです。
もう何十年も前から実家にかけていて、すっかり色褪せた約50センチ四方のアップリケ。
父がアフリカに赴任していた頃のお土産です。
子どもだった私はなーんの興味もありませんでしたが、今見ると、なるほど私達がやっているアップリケとおんなじです。
エジプトの戦士でしょうか?
個人用の小さな戦車をひくお馬さんは、前足をピッと上げてかっこよく歩いているところを何色かの無地布を重ねてまつりぬいしてあります。
さすがに暑い国。
キルト綿も裏布もなく、裏側には糸が見えます。
たぶんアップリケってそれぞれの国で、昔からあるのでしょうね。
まあ、もちろん、明日は見せても、編集者さんは困惑されるだけかもしれませんね(^_-)