桜じゃなく、若葉

2013年3月31日(日) ブログ
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とうとうこの辺りも桜が咲いて。
天気予報で言っていた雨も落ちてこず…。
曇り空ながら今日あたりは絶好のお花見日和でしょう。

三田からいらっしゃったお客様も、
「朝9時の時点で、サービスエリアは満杯でした」
とおっしゃっていました。

桜の咲く頃…。

去年の今頃、ときどき出る熱に困って入退院を繰り返していたNさんをお見舞いに行ったことを思い出します。

行きがけにスーパーで、Nさんの好きなパイナップルと少しだけの桜餅を買い…。

お元気な頃、皆に食べさせようと、手作りの桜餅を持ってきてくれたNさん。

赤穂市民病院はすべての病室がオーシャンビューに作られ。
「オーシャンビュー」というより、すぐそこで海に合流する千種川が見渡せるのです。

河岸に綺麗に咲いた桜。
ベッドに横たわるNさんに
「桜、見える?」
と聞くと
「うん、よく見えるよ」

ときどきは立てたんだろうな。

あったかい、あったかいNさんの手。
行くと、必ず握らせてもらったNさんの手。

何もかも判っているようなNさんの笑顔でした。

さあ、今日の私は勿論、お花見には行けません。
お店番をしながら、ひたすらブスブス、フェルトで小さな丸を作ります。

桜は通り越して若葉ですよ。

それにしても、なんでも慣れるものですね(^o^)
最初は穴あけパンチに穴の場所の印はあっても、イマイチうまくあたりが判らず、あちこち穴がめちゃくちゃでしたが、今や、きれいに横並びに開けられますよ。

カーネーション模様

2013年3月29日(金) ブログ
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[なでしこジャパン]のなでしこかな?
と思ったけれど、これはやっぱりどう見てもカーネーションですね。

今日、届いた有輪さんの生地。
バラ柄の多い有輪さんにしては珍しいカーネーション柄…。

カーネーションて言えば5月の母の日。

Iさんが貸してくれて、今日読み終えた[世界から猫が消えたなら]の中にも、主人公が幼い時、母の日に〈肩たたき券〉をお母さんにあげるというくだりを読んで、
(いつの時代もおんなしなんだなあ)
と思い、もらったお母さんが
「もったいなくて」
と一枚も使わない、というのも
(おんなしだなあ)と…。

ゆう風舎を始めてからは毎年連休をはさんでの作品展開催でバタバタと忙しく、義母にも母にも、充分なことを出来なかったなあ、とほろ苦く思い出す花です。

えらく感傷的になっているのは読後のせい…。
(素敵な本です、ぜひ…)
ちなみにこの生地はシルク混のローンで、とっても肌触りがグッド!ですよ。

再生の森

2013年3月28日(木) ブログ
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ゆう風舎の作品展の中でも、毎年一味違った個性的な作品を作り続けているIさん。

昨年秋に旦那さまを亡くしてから、しばらくは気力で明るく頑張っておられ、傍目に痛々しい気がしていましたが、やはり百日を過ぎたあたりから、体調に変化が出てきてしまいました。

下を向いて縫い物をすると、フラフラしたり…。
春の花粉症も相まって辛そうな日々…。

でも!
それでめげないところが彼女の彼女らしいとこ!

「先生、大丈夫、仕上げますからね」
と…。

最近又少しずつ縫い進めておられます。

取り組んでいるのは一昨年暮れに倒れて以来、少しずつ回復して、いろんなことに頑張っておられた旦那さんの事と、支えたご自分の境遇を、苔むした原生林の森の中、倒れた古木を糧として、きのこや新しい植物の生命が誕生する神秘の森に託しての絵キルト。

奥深い中にもどこかからか光が射して、悠久の時間が流れる中、人知れず命が育まれていく森を表そうと去年の[レース展]終了後から始められたのです。

旦那様は…思いがけず還らぬ人となってしまいましたが、Iさんの想いは繋がっています。

今日写した写真はごく一部ですが、ウール地、原毛、オーガンジー等、いろいろな素材を駆使して重厚な森に仕上がりそうですよ。

ぜひ、観にいらしてくださいね。

メッセージ

2013年3月27日(水) ブログ
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敢えて平たく言えば
「スーパースターのくせに…なんていいヤツ!」

そんな欠片にときどき出逢っては 涙涙です。

今日もちょっとお耳(お目め)拝借。

2005年の裁判が終わった後、マスコミは、マイケルのキャリアを終わったように報道していたらしいですが、亡くなるまで、いろいろなミュージシャンと共に、精力的に曲を作っていたのです。

その中の一部が没後にリリースされた[MICHAEL]に入っていて、賛否両論の物議を醸し出したのですが…。

そんな中、頑として提供を拒んだミュージシャンがいます。

[ブラック&ピーズ]のウィル・アイ・アムという人です。

「リリースするつもりはないよ。まだ完成していない音源を世に出すのはフェアじゃないと思うし、彼の死を利用することになるから。それは正しくない。」

そしてその後、ホテルの一室で独りで録画したのでしょうか?
こんなメッセージを残しています。

「この場を借りて、マイケル・ジャクソンにお礼を言いたい。

僕の人生に美しい音楽とともに来てくれてありがとう。
僕に喜びを与えてくれて、この地球に喜びを与えてくれてありがとう。
僕に逃げ道を与えてくれてありがとう。
僕が自分自身の人生を、夢を見つけ出す手助けをしてくれてありがとう。

あなたが 犯罪(無実の)と暴力(メディア等の言葉の)に囲まれた酷い所にいた時も…あなたは僕に逃げ道を与えてくれた。
あなたの音楽を聴いて、自分の周りで起こる全てのドラマから脱出することができた。
ありがとう、マイケル・ジャクソン。
あなたの献身に、あなたの音楽、夢にお礼を言う。

僕はよく踊ったよ、あなたのように踊りたくってね。
あなたの絵もよく描いたよ。

一緒に仕事をさせてくれてありがとう。
僕に連絡をくれてありがとう。
この音楽産業のことや、『人はどこまでかっこよくなれる』ってこと、
1日の終わりには自分の作品を愛して感謝すること、ファンに感謝することを教えてくれてありがとう。

一緒に仕事をするためにアイルランドまで行かせてくれてありがとう。

コンサートに来てくれて、電話で話してくれて、僕の電話に出てくれてありがとう。
父の日には僕に電話をかけてくれてありがとう…僕に親父がいないのを知ってたんだね。
本当にありがとう。

友達になってくれてありがとう。
僕は 自分のことを知らなくてもいいと思っていた。
けど あなたは僕のことを知ろうとしてくれた。ありがとう。

僕たちは世界を照らしてくれる、本当に才能のある素晴らしいアーティストを失くしたよ。
僕はあなたを絶対忘れない。

あなたは僕が今まで会った中で 最も強い人間だった。
多くの人の目にさらされ、批判をするしか能のない意地の悪い多くの記者たちから批評されてきた。
音楽産業のいいところも悪いところも見てきた。

あなたは単なるKING OF POPじゃない、あなたはこの音楽業界のKINGだった。
あなたがやったのと同じくらい世界に衝撃を与えるアーティストは今後も現れないよ。
あなたほどCDを売り上げた人もね。絶対現れない。
あなたのCDを沢山売らなかったレコードショップはきっとないよ。
きっと、マイケル・ジャクソンの真似をする人がこれからも出てくるよ。

本当にありがとう。
あなたは世界を素晴らしいところにしてくれた。
僕たちに喜びをもたらしてくれた。
僕たちはそのことに感謝したい。
そして あなたの家族にずっと祈りを捧げる。

ずっと愛してます。

ありがとう。マイケル・ジャクソン。」

動画はこちらです。http://www.youtube.com/watch?v=Ay7vBmDGuPk

ForH AITI

2013年3月25日(月) ブログ
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ぜんぜんタイムリーでもなんでもないのですが、突然、[We Are The World]の話題です。

私が全くマイケルの事を知らなかったついこの間まで。
でも勿論、名前は知っていました。
(We Are The Worldを歌っている、アメリカのスーパースターの一人)という認識。
ミリタリールックを着た高い声を出す人で、私にはほとんど宇宙人と同じくらいの距離、しかありませんでした。

そして、参加者の中で下から二番目に若い(一番下は弟のランディ)彼がこの歌を作詞作曲したなんて、ゼーンゼン知りませんでした。
表向き、ライオネル・リッチーとの共作となっていますが、90%以上、マイケルが作ったのです。

その時のレコーディング風景はDVDになって発売されていますし、元々のマイケルが家でソロで吹き込んだデモも良く聴いていますが(こちらも優しくていいですよー)2010年に発生したハイチ大震災による被害者支援のため、再び、現在活躍するアーティスト逹が結集して再レコーディングされた[We Are The World For HAITI]
この動画が又、とても感動的です。http://www.youtube.com/watch?v=Glny4jSciVI

特に
(ああ、いくら今のアーティストさんが素晴らしく歌っても、もうマイケルはいないし…)
と思って見ていた私には涙腺崩壊の部分があったり。

ハイチの子どもたちの明るい笑顔がとらえられていたり。

ぜひ、ゆっくりご覧になってみて下さいね。

外カフェ

2013年3月24日(日) ブログ
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日曜日の朝は、お客様の出も遅いことが多く、ちょっとゆっくりめ…。

朝ごはんを食べながら、録りためていたBSの番組[パリで逢いましょう]を観ます(本当は金曜日夜8時から)

これはパリの〇〇区にあるどこかしら一つの名物カフェを中心に、カフェの1日や常連客の暮らしを紹介してくれます。

毎週観ていると、本当にパリの人が身近に感じられます。

朝早くから、まだ暗いうちから開けるカフェ。
今日1日分の長いバケットや丸いパンを、パン屋さんが包みもせずにそのまま持ってきて。

すぐに近くで働く人がいつものようにエスプレッソをのみにやってくる。

ランチどきは満席のお客さんがワイワイガヤガヤおしゃべりしながら大きなお皿のお料理を平らげていく。

パリなので、いろいろな芸術家やスペシャリストも住んでいて、ちょっと立ち寄ってはやっぱりエスプレッソ。

いいなあ、なんだか…。

ただ、マスターとおしゃべりするためか、カウンターで飲むお客さんは皆立ったまま…。
私だったらやっぱり座りたい(^^;

昨日出来たこの3人は外テーブルで陽射しを浴びながらのティータイム。

イギリスではこういう感じが多いような…。

田舎のカフェの、どうみても(ふつーの庭)って感じのとこでも気にせずテーブルと椅子が用意してありますよね(^-^)

行ってらっしゃい

2013年3月22日(金) ブログ
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(このくらい、すぐに出来るワ)
と、思っていたのですが、小さいシューズ等、
(縫う手がおっきすぎ?)って感じで手間取ってしまい…ギリギリセーフ、今日、箱に入れて宅急便で東京に向けて出発。
(お仕事、頑張ってきてね)と送り出し、さあ、ちょい停滞してた自分の作品にかかります。

でも、今日午後は先週に引き続き、相生駅近くの女医さんの皮膚科に2回目です。
何年ぶりかの血液検査の結果…やっぱりアレルギーはなんにもありませんでした。
長年悩まされている、目の周りや口の周り、おでこ等に時々出来る(湿疹)はただの皮膚炎だと言って下さいました、というか、先生は言われませんでしたが、やっぱり歳の何か?でしょうね(^^;

おそるおそる、
「甘いものが好きで…」
と言ってみましたが、それもあんまり関係ないそうで、「食べてもいい」とおっしゃいました。
そんなことを言われると、なんとか「ウエストのためには」「ブツブツのためには」控えなくっちゃ、と思っていたタガが外れてトンデモナイことになってしまいますよね、ダメだダメだ(>_<) でも真摯な感じの若い女医さんのおかげでなんだか心が軽くなりました。 しかも医院から出て、バス停まで歩く途中に[江見屋]さんという、昔ながらのレトロな食料品店があり。 こういうお店にはよくあるスーパーやコンビニには無い昔懐かしいあんまり見かけないお菓子とかあるので好きです(^-^)

「映画化された絵本」展開催中

2013年3月21日(木) お知らせ

映画が好きです。

きっと皆様も・・・。

好きな映画は・・・そんなこと語りだしたら この場では収まりきれません。

 

今回は 映画化された絵本を集めてみました。

 

子どもの頃に読んだ絵本の物語が アニメーションや3Dなどで映画になったもの。

ディズニーのものもたくさんあります。

 

名作文学の映画化はもちろん、世界中に知られた芸術家や作家の人生が映画になったり、絵本になったり。

 

 

そして近年の人気映画、たとえば「スターウォーズ」や「ハリー・ポッターシリーズ」等もちゃあんと絵本になっています。 

 

集めてみると いろいろあるものですね。

映画館で売られるパンフレットも一緒に展示しました。

原作に対するスタンス、味付け、映画と絵本でどうちがうのかな?

そんな視点で お気に入りの映画に再会してみられるのもおもしろいかも。

 

一気に春めいてきたこの頃、どうか心を遊ばせに来てくださいね。

2013  3/21(木)~4/27(土)  木、金、土の午後1時~4時開館   

ゆう風舎絵本図書館にて開催

*入場ご希望の方はカフェ・ドリンク券をお求めください。(カフェは午後5時まで)

江坂

2013年3月20日(水) ブログ
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(大塚屋ならあるかも?)
キットに使ういろいろな布が足りなくなり、布の種類が豊富な、大阪江坂の大塚屋さんへ行ってきました。

もちろん、ちょっと自分の服地も欲しかったのですよ。

大塚屋さんはギンガムチェック等のベーシックな布からイタリア製などの高級服地、ダンス向きドレス用の布等、たくさんあるので。
集中レジに並ばないといけない訳でもなく(^^;店員さんは感じよく…てきぱき布をカットしてくれます。

お値段も買いやすいし。

もっと近くだったらなあ、と思います。

それこそ母に連れられて来たくらいですから、ずいぶん昔から知っているお店。

ただ、駅前にある東急インに東急ハンズは前からあったけど[しまむら]の看板には初めて気がつきました(^o^)

西から東から

2013年3月19日(火) ブログ
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数年前、大丸のワンデイレッスンで出逢った若い人がゆう風舎に通うようになられ、
「先生、ここをもっとたくさんの人に知ってもらいたくないですか?!」
と、語気を強められ、
「そ、そりゃもちろんそう思うけど、どうしたら…」「私が頑張ってホームページ作ります!」

そうなんです。
山に囲まれた交通の便もよくない場所で、日々コツコツとやっている…
「絵本は素晴らしいものですよ〜」
「布で手作りすると楽しいですよ〜」
「洒落た雑貨で暮らしを楽しくしませんか〜」
という店に実際に来てほしいな、というのがホームページのもともとの一番の望みでした。

そして有難いことに その望みはときどき叶い、電車で、車で、長い時間をかけてはるばる来て下さる方が…。

今日も、朝は広島からMさん。
午後は川西からKさんが。

暮らしている町はそれぞれ違っても、心の奥の方で響きあえる何かがあって、急に春めいた1日、まさしく[出会い]に感謝…。

「又来ます」
その言葉が何よりのお土産です。

それぞれの暮らしのしんどい部分にも精一杯頑張ってもらって、又、ゆう風舎で楽しい時間を分かち合えたら、って思います。

写真はKさんが持っておられたソーイングケースです。

しっかりした生なりのデニム?で作られたケースそのものは既成のもので、側面のところに好きなアレンジを加えるようになっているそうな。

見たことない私達はワーワーキャーキャー。

ブルーのギンガムチェックと小さなレースをあしらった真ん中に、KさんがアップリケしてくれていたのはYu’s4のパネル柄の女の子でした(^-^)

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