敢えて平たく言えば
「スーパースターのくせに…なんていいヤツ!」
そんな欠片にときどき出逢っては 涙涙です。
今日もちょっとお耳(お目め)拝借。
2005年の裁判が終わった後、マスコミは、マイケルのキャリアを終わったように報道していたらしいですが、亡くなるまで、いろいろなミュージシャンと共に、精力的に曲を作っていたのです。
その中の一部が没後にリリースされた[MICHAEL]に入っていて、賛否両論の物議を醸し出したのですが…。
そんな中、頑として提供を拒んだミュージシャンがいます。
[ブラック&ピーズ]のウィル・アイ・アムという人です。
「リリースするつもりはないよ。まだ完成していない音源を世に出すのはフェアじゃないと思うし、彼の死を利用することになるから。それは正しくない。」
そしてその後、ホテルの一室で独りで録画したのでしょうか?
こんなメッセージを残しています。
「この場を借りて、マイケル・ジャクソンにお礼を言いたい。
僕の人生に美しい音楽とともに来てくれてありがとう。
僕に喜びを与えてくれて、この地球に喜びを与えてくれてありがとう。
僕に逃げ道を与えてくれてありがとう。
僕が自分自身の人生を、夢を見つけ出す手助けをしてくれてありがとう。
あなたが 犯罪(無実の)と暴力(メディア等の言葉の)に囲まれた酷い所にいた時も…あなたは僕に逃げ道を与えてくれた。
あなたの音楽を聴いて、自分の周りで起こる全てのドラマから脱出することができた。
ありがとう、マイケル・ジャクソン。
あなたの献身に、あなたの音楽、夢にお礼を言う。
僕はよく踊ったよ、あなたのように踊りたくってね。
あなたの絵もよく描いたよ。
一緒に仕事をさせてくれてありがとう。
僕に連絡をくれてありがとう。
この音楽産業のことや、『人はどこまでかっこよくなれる』ってこと、
1日の終わりには自分の作品を愛して感謝すること、ファンに感謝することを教えてくれてありがとう。
一緒に仕事をするためにアイルランドまで行かせてくれてありがとう。
コンサートに来てくれて、電話で話してくれて、僕の電話に出てくれてありがとう。
父の日には僕に電話をかけてくれてありがとう…僕に親父がいないのを知ってたんだね。
本当にありがとう。
友達になってくれてありがとう。
僕は 自分のことを知らなくてもいいと思っていた。
けど あなたは僕のことを知ろうとしてくれた。ありがとう。
僕たちは世界を照らしてくれる、本当に才能のある素晴らしいアーティストを失くしたよ。
僕はあなたを絶対忘れない。
あなたは僕が今まで会った中で 最も強い人間だった。
多くの人の目にさらされ、批判をするしか能のない意地の悪い多くの記者たちから批評されてきた。
音楽産業のいいところも悪いところも見てきた。
あなたは単なるKING OF POPじゃない、あなたはこの音楽業界のKINGだった。
あなたがやったのと同じくらい世界に衝撃を与えるアーティストは今後も現れないよ。
あなたほどCDを売り上げた人もね。絶対現れない。
あなたのCDを沢山売らなかったレコードショップはきっとないよ。
きっと、マイケル・ジャクソンの真似をする人がこれからも出てくるよ。
本当にありがとう。
あなたは世界を素晴らしいところにしてくれた。
僕たちに喜びをもたらしてくれた。
僕たちはそのことに感謝したい。
そして あなたの家族にずっと祈りを捧げる。
ずっと愛してます。
ありがとう。マイケル・ジャクソン。」
動画はこちらです。http://www.youtube.com/watch?v=Ay7vBmDGuPk