一番涼しい所

2013年7月31日(水) ブログ
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今日もまた、ものすごいお天気でしたね。
朝、ザー!と雨が降ったので涼しくなるのか?と思ったらさにあらず。
まもなく日射しがどんどん強くなってなんとも蒸し暑い、蒸し暑い( ;´Д`)

でも今日は休みの日ですから今日やらないと追いつかない事か多々あり、二人とも必死です。

夕方になると、いよいよ沸騰寸前の頭を冷やすため、どこか涼しい所でゴロンとなりたくなりました。

いくら暑くても、私は昔の人ですから一人ではエアコンはつけにくいです。
ましてや、連れ合いはもっと暑い作業をしてくれていますから。

でも、午後に雷を伴なった激しいにわか雨があって、少しは涼しくなったとはいえ、家中どこも暑い、暑い( ;´Д`)
寝室にしている二階なんてとんでもない!

やむなく夏中、一番涼しい北側のプチ廊下の板場に座布団を三つ敷いてゴロン。
廊下といってもカラーコピー機とコピー機を置いてあるので、細ーい空間。
通る連れ合いはビックリしていましたが。

ところが、これがまた、意外なくらいよくってヽ(;▽;)ノ

冷たい空気って本当に下へ下へと下がるんですね。
どおりで普段、足元は冷えるはず。
窓から吹いてくる風はまるで軽井沢気分です。

しかも、この家を建ててから20数年。
こんなにじっくりと廊下の天井を眺めたことなかったなあ。
連れ合いが考えて、地元の棟梁が一生懸命梁をめぐらしてくれて、地元の左官屋さんが一生懸命塗ってくれたこんな片隅になんだかプチ感動しました。

ハンズ大賞

2013年7月30日(火) ブログ
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私の作品の中では一番大きいでしょうか。
180センチの正方形。
中にアップリケした子供達が小さく見えて写真にするとよくわからないので[ストーリーキルト]①にも②にも載せなかったこの作品、いよいよ今回のBunkamuraには持っていきます。

と、言っても、実はこの[朝のスクールヤード]、Bunkamuraに来させてもらうのは2回目なんですよ。

かれこれ8年前、惜しくもそれが最後になってしまった東急ハンズ大賞の作品展で、私が今度お借りするBOXギャラリーとは格が違う、地下の[ザ・ミュージアム]に入選作品として展示してもらったのです。

残念ながら、忙しい時期だったために観に行っていません。
その時から[Bunkamura]ってどんなとこかなあ?と思っていたのです。
NECに就職した卒業生のF君に頼んで観に行ってもらったのも懐かしい思い出です。

その昔、雑誌で知る【東急ハンズ】が三ノ宮に出来た時はめちゃくちゃ嬉しかったのです。
キッチン雑貨もケーキの材料も、授業で使う木材やちょっと珍しい紙や、なんでもかんでも買いに行ったものです。

その【東急ハンズ】の一つの呼び物が「手で考えよう。手で見つけよう。手で創ろう」をコンセプトにした[ハンズ大賞]でした。

プロ、アマ問わない造り手達が工夫を凝らし、まさしく手作りの作品達。
材料も高価な金属から木材から、はたまた使い捨てられるはずの空き缶、紙、とにかくなんでもいいのです。
電気じかけで動くものあり、歯車ガラガラと動かすものあり、まるで大人の図工室の楽しさ!
といってもジュニア部門やクラス単位の応募もあるのです。

観ていて思わずニコニコしてしまう、楽しくて、感心して、はては、
(こんなもの作る人達がいるんだもの、日本の将来も捨てたものじゃない)と希望に満ちて帰りにつくくらいです。

作品展に行けない時もカタログは買って楽しんでいました。

設立当初は立体作品が圧倒的に多かったのですが、キルトが市民権を得てくると同時に、キルト作品や織物等の入選作品も増えてきました。

そして、その頃は毎年開催ではなく、隔年開催になっていました。

(私も出してみよう…)
大きな絵キルトを作るのが楽しくなっていた私は2000年、その前の年と、その前の前の年に作った[移動図書館がきた!]と[ プロムナード]を応募。
無事、2作とも入選することができました。

そして、その次の第18回も2作品入選、第19回も入選できたのに…
不況のあおりで残念ながら19回続いたハンズ大賞は(休止)となってしまったんですよ。

あんな楽しい作品展はなかなか無いです。
又ぜひ、再開してほしい…。

それにしても、今回お世話になっているBOXギャラリー担当の若いNさんはハンズ大賞自体をあまりご存知ないのは、ショックでしたねー。

シュミレーション

2013年7月29日(月) ブログ
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今日は、雨。
一時的に激しい雨が降りましたが、この辺りはもちろん、被害が出るほどではなく、山口県や島根県の災害に遭われた方にはなんとも言葉がありません。

申し訳なく、順調に準備を進めています。

宅急便で翌日配達というわけにはいきませんから、作品はもう今週中には箱詰めして発送しなければならないので、いろいろ細かなところを詰めていかないと…。

絵本図書館のテーブルや椅子をどけてギャラリーの壁のサイズにテープを張り、作品を実際に並べてみてのシュミレーションです。

これは秋の部分。
懐かしい作品です。

痛み

2013年7月28日(日) ブログ
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ときどき、お茶を飲みに来て下さるMさん。
世界的なヴァイオリン奏者、樫本大進さんとお知り合いか何かで、毎年姫路と赤穂で開催される[ル・ポン](架け橋という意味だそう)という国際音楽祭の世話をなさっています。

今日も
「新しいポスターが出来たので貼って下さい」
と、来店。
ついでにお茶とケーキ^_^
静かに本を広げながらお茶されてたMさんが、
「スミマセン、この、流れている曲はなんですか?」
と、聞かれました。

3年ほど、しょっちゅう流しているBGM。
マイケルの曲を日本人がオルゴールに編曲したCD[Heal The World  -orgel colection]

私がいさんでお教えしたのは言うまでもありません。

「とってもいいですねー。読書にぴったりですね。」
そうなんです、そうなんです。
彼の曲は[スリラー]や[バッド]のようなビートの効いた曲ばかりではなく、とても癒される曲も多いんですよ。

 そんな、本当に多くの名作を生んだ彼の生涯、特に後半生が思ってた以上に(痛み)との戦いだったということが 今回の裁判を追っていくとわかります。

昔からスポーツ音痴でフワフワと生きてきた私は特に痛むところもなく、その辛さは想像するしか仕方がありませんが、身近な方でも慢性の腰痛や頭痛、足の痛みを抱えながら、紛らわせながら暮らしておられる方も少なくありません。

マイケルの最初の災難は1984年、[スリラー]で大成功をおさめた絶頂期25才の彼が、ペプシコーラのCMの撮影時、ペプシの撮影スタッフのミスによって頭頂部に大やけどを負ったことです。
若いからか、次の日には退院し、一週間後には笑顔で公の場に現れ、またペプシからの慰謝料は全て[火傷センター]設立のために寄附してしまったくらいですから
(大事に至らなくてヨカッた…)
と、誰もが思っていたと思うのですが…
今から考えればそんなものではなかったのですね。

その事故から何年か後、火傷した頭皮から普通に髪が生えるように手術を受けます。
頭皮と頭蓋骨の間にバルーンを埋め込み、火傷で縮れてしまった皮膚を伸ばす、というものです。
それが神経に触れて、それ以来物凄い頭痛に悩まされるようになったのです。
医師に処方された鎮痛剤が必要でした。

そんな時です。
可愛がっていた男の子の父親に[児童虐待]という、およそ彼にとっては最逆(そんな言葉無い?)の疑惑で訴えられたのは…

当時、[デンジャラス・ワールド・ツアー]の真っ最中。
神パフォーマンスと笑顔でファンの前に立っていた彼
鎮痛剤の量が増えてしまいました。
いろいろな人の勧めで、やむなくツアーをメキシコを最後に中止。
イギリスの施設に入って依存症治療を受けました。

そして、1999年にも、ダンサーとして、パフォーマーとして避けられない、大怪我をドイツミュンヘンでします。(この時も舞台装置の係りのミスです。)
普通の人なら致命的な怪我にもなりかねないところ、さすがに運動能力の高い彼は落下の着地で機転をきかせますが、やはりこの時から大変な腰痛に悩まされ、又もや、鎮痛剤依存に…。

この時は三人の子供のために、とまたまた再生医療専門の医師に頼んで依存症からの脱却の努力を始めます。

そうして乗り越えようとしていた2003年。
二度目の疑惑、裁判。

それから6年。
子ども達のためにもカムバックしようと[ディスイズイット]コンサートを開くべく、 リハーサルをしていたのですが、リハーサルをするためには眠らなきゃ、慢性の睡眠障害を抱えていた彼は、医師を信じ、間違った処方を受け続けて…。

彼は決してよくミュージシャンにあるような快楽のために薬物中毒になったわけではありませんでした。

ざっと書いたつもりがかなり長くなってしまいましたね。
ちょっとしたきっかけで書いたのもバレバレf^_^;)

でも今、現在でもセンセーショナルな感じでしか伝えられない彼のこと、ファンでない方にも少しでも知ってもらいたく、一度きっちり書かせていただきたかったのです。

えー!

2013年7月26日(金) ブログ
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何にでもなれそうなバイタリティを持ち、でも、肩書きは主婦、人一倍気がついて、親切でフレンドリー、知り合い豊富でアジアから、ヨーロッパから縦横無尽に股にかけ…そんな風だから、今回の東京なんか
(近い!)って感じでお手伝いでもなんでもしますよ~と言ってくれていた広島在住のSさんからメール。

「昨晩、私が緊急入院しました。今日の午後、手術です」

えー!ー!

ビックリすることには日頃事欠きませんが、これには、本当にビックリです。

まだ若く、誰よりも元気そうなSさんですから。

(どうしたんだろう?)
とっても心配ですが、本人は
「日頃の不摂生です。大丈夫です。」
とだけ言ってくれますからそれ以上聞くのは控えています。

作品展が近づいてきて、皆さん私のことを気遣って下さいますが、皆さんの方こそ、どうぞお身大切に、元気で夏を乗り切って下さいよ。

ザワザワ…

高原ゆかり ストーリーキルト展

2013年7月23日(火) お知らせ

緑に囲まれたこの地で キルトを作り続けてもう20年になります。

 

京都の、うなぎの寝床のような町家に住んでいたから 洋風のおうちに憧れ、

子供に恵まれなかったので 子どもの良いイメージに憧れ、

小、中の教員をしていたから いろいろな子どもを知り、

小さい時から絵を描くのとおんなじくらい手芸が好きだったから 絵キルトに馴染み、

そして、様々な人々のおかげで作品を作り続けてこれました。

 

念願の第1冊めの作品集が出版された時、記念に大丸神戸店で作品展を開催しました。

それから6年・・・。

昨年2冊目の作品集[ストーリーキルト2~月日とともに~]の出版記念に、今年2013年に初めて東京にて作品展を開催する運びとなりました。

 

(本で・・)(インターネットの画面で・・)、作品を見ていてくださった方にも実際の布の持つ温度や質感を感じていただきたいし、まだ見たことのない、という方には一人でも多く見ていただきたい・・・

そんな願いで 真夏の1週間、がんばりますね。

暑い暑い都会の真ん中、来ていただく方には本当に恐縮しますが、この機会にぜひ!お目にかかりたいと会場につめて お待ちしております。

どうか、足をお運び下さいますように、心から願っております。

 

会期   2013  8/7(水)~13(火)

      10:00~19:30 最終日は17:00まで

 

会場   東急Bunkamura Box Gyallery (1階 受付横すぐ 入場無料)

 

お問い合わせ   03-3477-9174

            http://www.bunkamura.co.jp/index.html

夏の普段着

2013年7月22日(月) ブログ
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この間、たった一日だけ、爽やかなヨーロッパの夏…そしてやっぱり高温多湿の日本の夏がやってきました。

寝苦しかったです…>_<… 昨日のうちにやってしまおう、といつもよりほんの少しだけ、頑張っただけでもう 肩はこってるし、眼の奥は痛いし… 久しぶりに不調の朝。 お化粧してても汗が出るし、ノースリーブの服を着てもなんだか気持ち悪い… 薄いけれど裏地がついているからかなぁ? ふと、思いついてリバティプリントで作ったブラウスに着替えてみると…。 あらら、不思議、大丈夫なんです。 ヤレヤレ、これでなんとか今日もいろいろ出来そう、と階段を下りていけたんです。 サッパリしてて軽く、ハリがあるので一枚でも透けない…何度も洗濯に耐えてアイロンをかけたら元通り。 リバティはさすがです。 フランスの子どもたちも、昔も今も普段着に着ているところがよくスナップされています。 日本ではちょっと高い布地。 でも、やっぱり値打ちがあると思います。 日本のメーカーさん、ガンバって~。 可愛い子どもたちと言えば… 裁判の副産物?こんな映像が最近公開されました。 めちゃめちゃ可愛いいです。 末っ子のブランケット君の服装を見れば、ダディがどんなに大切に上品に育てていたか、偲ばれます。 こんな幸せな時があったんだ… 同時に、今を想うと切ないです。 「何もかもが変わってしまったんです」 長男のプリンス君が証言していました。

ラスト2

2013年7月21日(日) ブログ
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東京へ出発するまで後、2週間ちょいになりました(゚o゚;;

なので、30センチフレームもこれが出来て、後一つかな?

こんなに若くないけれど、ミシンもアンティークではなくてフツーの電動ミシンだけれど、私もこの家を建ててからはおかげさまでこんな風に(広げっぱなし)、縫ってる横にアイロンも、ミシンも、って置いておけます。

ありがたいことです。
明石のマンション(アパートみたいなマンション´д` ;)にいた時はテレビのある居間で手を動かしていたので、片づけが大変。
当時は大きなパッチワークキルトもやり始めで張り切っていて、友人のお兄さんが作ってくれたキルトスタンドまで使っていたのはいいのですが、さすがにそれは片づけられず、その下にお布団を敷いて寝たりしました( ´ ▽ ` )
テント状態!

ミニミニ蚤の市

2013年7月20日(土) ブログ
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今朝はまた、ピーカンのお天気が戻ってきたとはいえ、まだ空気が乾いていて婦人会のお掃除も皆で綺麗に出来ました。
作業の後のアイスコーヒーの美味しいこと!

それにしても公民館の掃除をするといつも思います。
この10分の1でもいいからうちの掃除もしてほしいな。
仕方ないですね、うちにはいろいろ、いろいろなモノがあり過ぎですものね´д` ;

来て下さるお客様を楽しませようと、日々ディスプレイを変化させる努力を惜しまない連れ合い。
先日から、絵本図書館の入り口にこんな箱が置いてあります。

気分はヨーロッパの蚤の市。
朝早く起きて、夏でも寒いくらいの街の中を横切り、(土日だけ開催のアンティーク・マーケット)を目指して歩く気分。
少しでも、珍しくってレアでしかも安価な掘り出し物を物色するワクワク感を思い出したりはしますが、このミニチュアたちはビミョ~f^_^;)

中には売り物っぽくない木の実なんかも入っていたりして^_^

エプロン

2013年7月19日(金) ブログ
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何かあるとなると、服装には結構力が入る方ですが、ゼンゼン入らないのが、ジャージとエプロンです。

どっちもどうも苦手。

エプロンは学生時代の(美術科学生)というのも(しっかり奥様)というのも、人はどうであれ、私的にはどうも…。

教員時代も、土粘土や木版画以外の時はチャラチャラした服装で通していましたf^_^;)

そんな訳で、(明日の朝は又公民館の掃除だし…)と、箪笥の引き出しを開けてみてもロクなエプロンがみあたりません。
割烹着 はもっと嫌だし、暑いし…。

なんだか、珍しく急に作ってしまおう!と思いたちました。

ゆう風舎には小さな子ども用の、(白いリネン、Yu’sのポケット、ギンガムチェックの紐)という可愛いエプロンのキットがありますが、あんまり可愛いのだと使うのが惜しくなるし…

いろいろ考えて布を選んで、ザザッと縫って、あっという間に出来上がりました。

でも、仕方なしに縫ったこのエプロン。
ブルーのドットの綿麻生地に、Yu’sのポケットをつけ、無地のブルーのシーチングを紐にしたら、カルピスみたいななかなか可愛いのになりましたよ。

なんだか、明日のお掃除、張り切っているみたいで嫌だなあ´д` ;

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