元気をもらう
皆さんも年末のあれこれ、頑張っておられることと思います。
今年も、今日と明日で終わり。
ホントにね。
年が明けたからといって激変するものがある訳じゃないのにやっぱり(年内に…)
と、思いますよね。
それで自分勝手にバタバタ忙しくしてうまくいかないとイライラして…
うちではとっかかりが遅かった上に新しいコピー機が上手くいかず、年賀状作りが遅れに遅れ(>_<) (すみません、年賀状をお付き合い下さっている方、届くの遅くなると思いますm(_ _)m) まったくキャノンさんは何を持ってきてくれるやら( ̄^ ̄)ゞ ところがそんな些細な事に憤っている私を諭してくれるのはやっぱり良書です。 一日たった15分くらいの読書。 これがまたいいのです。 だっていつかは読破できるのですから。 これもきっと連れ合いがタイトルに惹かれて購入したものに違いありません。 ジャーナリストの伊藤千尋さんが書いた[一人の声が世界をかえた!] まだ読み始めたばかりですが、「はじめに」からめちゃ元気出ます。 ちょっと抜き書き… 「各地の取材の中で感じたのは、社会の変革の背景には必ず、一人の人間の意志があるということだ。 孤立する中で強権に立ち向かい、抵抗し、ついには社会正義をもたらしたのは、この世界を変えたいという意志である。 それが行動に結びついたとき、夢はかなった。 そうした現場に居合わせた身からすると、歴史は運命づけられたものではなく、行動する人々が新たな歴史をつくるのだと強く実感する。 どんな境遇に置かれても自分流の人生を歩み、自分の暮らしよりも周りの社会を少しでも良くしたいと考える人々に、私は世界中で会った。 なんのために違う世界に行くのか。 それは日本では思いもつかない状況を知ることによってこの日本をより良い社会に変えていくためだ。 中米コスタリカでは日本と同じく平和憲法を持っているが、日本と違って本当に軍隊をなくし、さらに平和を輸出することで周囲も平和にした。 これを見ると、「軍隊のない国家など理想に過ぎない」という今の日本のタカ派の見解は時代遅れだと思える。 中略 そう思いながら、今の日本を見ると悲しくなる。 人は自信をもって生きていると言えるだろうか。 理想を持って生きていると言えるだろうか。 何をするにもだれかの指示がないと何一つ出来ず、自分の状態が悪いのは社会が悪いのだと、すぐに他人に責任をかぶせる。 そんなことは、世界には通用しない。世界の常識は、自分の道は自分で切り開くということだ。後略」 第一章にはアメリカの、9・11以降の素晴らしい黒人女性下院議員の方の話が…。