昨日、Iさんが貸して下さった辺見庸さんの本は数ページ読んだだけで、なんだかほっぺたを
(パシッ、パシッ、)
と叩かれた感じがしました。
私の年代においても、もういつの間にか日常になっている「コンピューター化」
「ソーシャル・ネットワーク」…
そういうものが人間の実体、手触り、身体感覚といったものを失わさせている、と…
確かに、もちろん会って、目を見て、時には体温の温かい手を取り合って、話ししたいし、議論したいし、笑いあったりしたい…
喧嘩はあんまりしたくないけど(^^;;
それはそうなのですが、やっぱり私のように突き詰めて考えない人間には
(便利だな〜)
と、感心することも多々あります。
そもそも、YouTubeがなかったら小出さんも、その他の方の話も聞くことがなかったかもしれません。
そして遠く離れた人達との交流も。
昨夜は福岡県に住む元卒業生のKさんから ビックリするような懐かしい写真を送っていただきました。
新任として赴任した中学校。
一年生を持たせていただきました。
2年目に結婚して、3年で明石へ転勤したのでその子達の卒業と同時に離れたことになります。
で、卒業の時にKさんはきっと級友や先生方にノートを回してメッセージを書いてもらったのでしょうね。
その中に私のが…
文章は…ホント、ミーハーな(お姉さん先生)、Kさんの当時の恋?を応援してる軽〜い文~_~;
その左ページの絵(>_<)
昔々、[ティーンルック]という十代向きの雑誌があったのです。
その中に連載された、うーん、何という作家さんだっただろう?、「目無し少女」の漫画?が私はとても好きだったのです。
普通、少女漫画の主人公と言えば ご存知の通り細い顔の3分の1くらいを占める大きな目、って相場が決まってたでしょう?
なので
(こんな表現もあるんだ!)
と、すっかり気に入ってよく真似して描いていたものです(^^;;
たぶん、マッシュルームカットの女の子がKさんで、傘を差しかけているのが付き合っていた男の子のつもりなんでしょうね。
よくこんな古い物を取っておかれたなあσ^_^;
しかもそれをこの歳になってパッと見せてもらえるなんて…
辺見庸さんの本を読んで深刻な気持ちになったわりには緩い事を書いてしまいました~_~;
でも、こんなの描いてたのも、SNSに感心しているのも、紛れもなく私の歴史です(^^;;