おじいさん

2020年2月3日(月) ブログ
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アルムの山小屋にたった一人で住むおじいさん。山羊は2匹、一緒に住んでいますが。
 
 
物語の最初、デーテがハイジを連れてアルムの山へ登って行く途中、デルフリ(小さな村、という意味だそうです)で出会った馴染みのおばさんとの話しの中で 少しはその理由が明かされます。
 
でも、長年たった一人で。
村の人々にかたく心を閉ざして。
 
よほどの事があったんだろうな…
 
原作には具体的な詳しい理由は書かれていませんが、「ハイジ」の物語や作者のシュピリさんについて研究した本には
「こうであろう」
というような事が書かれています。
 
昔のスイスは産業もなく、厳しい気候、働く所の無い若者の多くは他国の傭兵として出兵していたこと。
おじいさんもかつてそうで、戦争が終わって村へ帰ってくると、とんでもない事態を知り…
諍いを起こして村にはおれないようになってしまったみたい…
この辺の興味深い事情はぜひ本をお読みください。
 
息子が一人いて…その息子の子がハイジ。
 
「♪教えて おじいさん おしえておじいさん
おしえて〜アルムのモミの木よ〜♪」
と アニメの歌のとおり、後日ハイジが全幅の信頼と愛情を持つおじいさんですが、これはまだ 初めてハイジがやってきた時。
 
不信感に満ちた顔つき😅

ボディまで❣️

2020年2月2日(日) ブログ
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絵キルトやパッチワーク作品だけでなく、いろんな手作りのものが並ぶ、ゆう風舎[布と糸でつくる夢]展。 
 
2月に入ってしまいましたからいよいよ3ヶ月を切ってしまいましたよ。
 
パリのグランメゾンの一つ、ジパンシーの日本での数少ない仕立てを経験した腕を活かして いつも見事で個性的な洋服を出品してくれているDabidiさんことMさん。
 
ここ数年のテーマである有名な絵画作品を取り入れたドレスも考え中ですが、もう一つは…
 
実物の何分の1でしょうか?
ミニチュア、と言っても25センチ前後の大きさのボディにミニチュアのドレスを…と言う計画が持ち上がりました。
 
真ん中のボディが着たセットアップは何年か前、大丸神戸店のディスプレイのためにお願いして作ってもらった服で、ボディは市販のものです。
 
このボディが今は手に入るかどうか?わからなく、又ちょっと
(首が太すぎ?)
という難点もあります。
 
それでは…と、Mさん 自分で作ってしまいましたよ👀
 
始めは針金で作った芯に麻紐を巻いて、紙粘土で形作って…と思っていたのですが、さすが縫い物上手のMさん。
型紙からパーツを縫い上げ、綿を詰め、こんなに見事な「ボン ボン キュッ❣️」のボディを作ってしまいましたよ。
右が第一号、左が改良型。
左のがよりいっそう「ボン ボン キュッ」
 
それにしてもやっぱり時間かかるそう😓
 
どんなドレスを着せるかは まだまだ熟考中。

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