くるみ割り人形

2017年11月24日(金) ブログ
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THE NUTCRACKER=くるみ割り人形

ドイツのホフマンさんという人の原作だそうですが、どうしてもチャイコフスキーのバレエ曲でお馴染みですね。

昔のヨーロッパではクルミとかの木の実が冬の大切な栄養源で、どこの家庭にもクルミを割る道具があって…

兵隊さんの大きな口で割る「くるみ割り人形」はドイツのお土産もの屋さんに大小ズラリといっぱい並んでいたのを思い出します。

そんな[くるみ割り人形]も絵本作家さんにとってはイマジネーションを膨らませるかっこうの題材なのか、ゆう風舎の絵本図書館だけにでも15種類もあります。

15種類の中には 普通の絵本の他、しかけ絵本だったり、オモチャ付きのものだったり、アドベントカレンダーになっているものも。

今年の新顔はちょっと後ろに写っているページとページの間を湾曲させて浮かび上がらせるもの…

でも、やっぱり
(凝っているなあ❣️)
と、感心させられるのは 繊細な切り絵でお馴染みの二ルート・プタピパットさんのしかけ絵本です(手前)。

プタピパットさんと言えば、ゆう風舎を訪れる方に大人気だったこのクリスマスしかけ絵本。
八頭だてのトナカイがひくサンタさんのソリがこんなに美しく表現されているなんて(*゚▽゚*)

[くるみ割り人形]でも、れいの「王女さま」シリーズのサラ・ギブさんにも勝るとも劣らない美しい影絵風の絵(ねずみなんてリアルすぎて怖〜い)のページが続き、クライマックスの舞踏会の場面が とても複雑な切り絵になっています。

この頃は 子ども達へ、だけではなく、手の込んだ素敵なしかけ絵本を大切な人にプレゼントされる方も多くて…。

数に限りがあるもので、ぜひお早めにご覧になって下さいね。