おこだでませんように
「この本、読むと、最後いつも泣けてきて…」
子育て真っ最中のスタッフMさんが一冊の絵本を貸してくれました。
くすのきしげのりさんの書いた[おこだでませんように]
いつも、家ではお母さんに、学校では先生におこられてばかりいる小学校一年生のぼく…。
彼の思いとは違う、すれ違い、不本意な結果…。
つい、自分の持っているものさしで図ってしまう、忙しさにかまけて気持ちをすくいとれない大人の目…。
このお話では ハッピーエンド、
(よかった、ほっ)
で温かい涙を呼ぶのでしょうね。
でも、現実は…??
今日も(夜回り先生)こと、水谷修先生の姿がテレビに映されていましたが、水谷先生の講演で いつも力説されること、どうぞ、その子の良いところをみつけて、褒める言葉、認める言葉、優しい言葉をかけて…。
それが出来ないのはその人自身が厳しい現実の中で生きてきたということでしょうか?
リンパ腫を患いながらの活動、
「体調は大丈夫ですか?」
と気遣う記者に
「まだ、生きてますから。生きているうちは働きますよ。死んだら ゆっくり休みますよ」
と言った水谷先生の言葉が印象的です。
ぼーっと暮らしているわけにはいきません。