オフィーリア
しかけ絵本にもいろいろあって、白い紙の美しさで表現したロバート・サブタさんのものや、繊細な切り紙による黒いシルエットのものや、ドールハウスになっているものや…
今回は名作をより身近に感じていただけるように数々の有名な物語を「しかけ絵本」にしたものをたくさん集めました。
ご存知、シェークスピアのものもあります。
そんな中、しかけ絵本ではありませんがさりげなく飾ってある、この有名な絵。
イギリスの画家ミレー(あのミレーではなくて)の描いた[オフィーリア]
あの樹木希林さんのお顔がはめ込まれた写真で有名ですね。
この絵が観たくて 若い頃、テート・ギャラリーまで行ったこともあります。
案外小さな絵でした。
美しい乙女、と言えども死人を描いている哀しい絵です。
なんとも言えない妖艶さと儚さと哀しみが漂う独特の絵でした。
それにしてもシェークスピアは後々の文学や、絵画、音楽、映画等、本当にいっぱいいっぱい影響を与えていて それはビックリするくらいです。
(エー〜!こ、これもそーかー)
って。
それなのに原作をじっくり読んだことがないのです。
死ぬまでには読んで、
(ワー、あの話の元ネタはコレだったんだ!)
と、又ビックリしたいです。