ジプシー・ワゴン
ロマ達は住む所を追われ、こんな幌馬車に家財道具を乗せ、西へ西へと旅を続けたそうです。
川の近くとか しばらく住める場所をみつけると、この馬車の中や外にテントを貼って家族や親族と生活するのです。
この馬車は後の時代に たぶんヨーロッパの人から「ジプシー・ワゴン」と呼ばれていたようです。
それをミニチュアで表現してくれたのは もちろんTさん。
(第2回目の「ギャラリーKoti」さんでのワークショップの準備も進行中😊)
今までのTさんのドールハウスのお店や子供部屋、ウェディング、等とはかなり違う題材に 悩みながら、調べながら、 頑張って作ってくれました。
一番大変だったのはきっと「木」では?
このくらいの枝ぶりのを山かどこかでみつけてきて…と思っていてもなかなかそんなのはありません。
仕方なく、とうとう針金で作っちゃいましたよ。
馬さんも初めての制作。
得意な事とは別に 表現の範囲を広げるのはとても大切なことですよね。
タオルやエプロンの、細かな刺繍にも目を止めて下さいね。