北神急行
今日は父の七回忌を予定していました。
三回忌までは、京都のお寺と料理屋さんで親戚にも来てもらってつとめましたが、七回忌は簡単に、と決めていました。
それで神戸、有野台にある兄の家へ、二人で出かけ、ひっそりと…。
それが又、結構楽しい?のです。
とは言っても、地下鉄で谷上駅まで行き、北神急行線に乗り換えて三田行きに乗るルートは、3年前、母が倒れて看取るまで病院へ通ったルートなので、どうしても思い出し、嫌なルートでもあります。
勿論、今と同じように仕事もしていましたから、とにかく自分が疲れないように工夫しました。
[新幹線][スニーカー][ジーンズ]…
3種の神器のおかげで元気に通うことができました。
私のことですから、スタバでお茶したり、ときどきはお洒落グッズを買ったり、という、自分へのご褒美も全然、怠りません(^_-)
母が昏睡状態になっていよいよ、という頃、当時 拙書[ストーリー・キルト]を監修して下さっていたライターのNさんから 最終打ち合わせの電話とかがあり、病院の廊下の窓から外の景色をみながら「はい。はい。」と答えていたことを思い出します。
Nさんは後で知って「申し訳なかった…」と言って下さいましたが、とんでもない!
そんな嬉しいことが一方であったからこそ、乗り切れたのだと思います。
本の完成は母に間に合わなかったけれど、そのことよりも、MJのダンスを見せられなかったことの方がもっと心残りです。
だって、あんなの、大好きだったんですから!