布のMVP
今は旦那さんと子どもさんと堺市で暮らしているMちゃん。
上巻も下巻も沢山買ってくれ、
(お友達に広めてくれるのかな?)
って思っていたら 一組はなんと娘さんの学校の図書館に寄贈してくれるのだそうな…
娘さんは小学校の三年生。
三年生だったMちゃんの面影、はっきり覚えていますが…😅
時はどんどん経つものですね。
ところで、[ハイジ]を好意的に紹介して下さる方が 文に「布の持つ柔らかい表現」というのを記してくださっています。
確かに…
縫うのが楽しいのはもちろんですが、絵の具で1から10まで描くのではなく、布が元々持っている色、色数、プリントの柄等に どれだけ助けられたでしょうか。
「ここにはこの布、これがピッタリ!」と探していくのは何より楽しい作業です。
ちょっと振り返り、[ハイジ]の各ページの絵キルト、特に活躍してくれた布をご紹介。
風景用に5つ選んでみました。
上の3つはリバティプリントです。
※(絵本制作にリバティプリントを使っていいかどうかは事前に出版社から了解をとっていただきました)
右のフワフワぼかした色のリバティは上巻で大活躍。
遠くの山並みにしたり、ヤギさんの身体にしたり…
そして岩模様?のリバティは下巻制作前に明石は大久保のマイカルの[ユザワヤ]さんでみつけた端布でした。
何だか運命的な出逢い。
ブルー系とグレー系、どちらも表面は少し強すぎるので裏を使いました。
下巻を見て下さった方の中には 山は私が絵の具で描いたのか?って思われる方がおられるかも?
違うんですよ〜😅リバティプリントなんです。
裏側と言えば、下の右側の庭柄。
K texさんのインクジェットプリントの布ですが裏側はぐっと薄く優しい色合い。
アップリケの人物等に邪魔にならない、とても使いやすいものでした。
さて、左側は一時流行っていた、名画をプリントしたもの。
これはモネの絵。
スミマセン、ズタズタになってしまいましたが、このモネの色合いがアルプスのモミの木の深い色合いにピッタリで…
これ又、出逢いに感謝です。
と、言う訳でMVPは決められず…