トラの絵本
絵本図書館の新春を飾るのは[トラとトラの仲間の絵本展]。
干支にもあるのですから どちらかというと東洋的なイメージのトラですが 絵本に登場するのは 怖くなくってユーモラスなトラが多いですね。
でも「トラ」と聞いて私がどうしてもイメージしてしまうのは 美味しそうな大量のバターだったりします。
私の小さい頃には「差別的である‥」とも気づかず、とても有名だった そう、あのお話です。
もちろん、問題にされるのは日本語の題名なのですから 内容はとっても面白い(トラには気の毒ですが)想像力豊かなファンタジー。
怖いトラがバターになって、お母さんがそれでドーナツを作ってくれるなんて‥何度読んでも楽しい絵本でした。
さて、ここに並んでいるのも とってもユーモラスなお話。
[おちゃのじかんにきたトラ]はかなりクラシックな有名絵本だし、[チュチュをきたトラ]は比較的新しい絵本。
どちらも 大きくて恐ろしいイメージのあるトラだからこそのイメージの逆転、子ども達が大好きになりそうな絵本です。
子どもだけでなく、私は大人になってから読みましたが、今でも
「お茶の時間だ‥」
と思うたびに(トラが来たらどうしよう)と、ふと思ってしまう、とんでもない展開のお話です。
お母さんはもちろんですが、特に(とんでもない展開)になった後の、ソフィーのお父さんの言動の素晴らしいこと!(^^)!